米軍はエイリアン技術を「強奪」して「ステルス戦闘機」を製造していた!? 消えた飛行機、アブダクション、UFOの謎…!!
また、かつての技術では存在しえない常識を覆す物体、いわゆる「オーパーツ」(Out ofPlace Artifacts)についても紹介している。著者が特に興味深かったのは1600年もの間インド・デリーでそびえたち続ける鉄柱だ。なんとこの鉄柱、長年にわたり存在し続けてるだけでなく「錆び知らず」なのだ。今となればステンレスの技術もあるが当時この加工をするのはありえないと言っても良いだろう。とすると疑われるのは当然「地球外生命体との交流」だという。
宇宙人に誘拐されたという男性も重要事件として紹介されている。アリゾナ州で森林伐採員として働いていたトラヴィス・ウォルトン氏だ。ある日仕事を終え6人の仲間とともに帰ろうとした瞬間UFOが空中でホバリングしているのを発見。UFOは眼が眩むほどの光を放ち、ウォルトン氏だけを連れ去ったという「トラヴィス・ウォルトン事件」だ。5日後に帰還した彼は、宇宙船の中で行われた数々の「恐怖の実験」について語り、当然作り話が疑われたが、ウソ発見器にかけても「真実を話している」という結果になった。しかも、これはトカナで紹介されているが、この事件が起きた現場の砂が化学変化を起こしていることが後に研究で判明している。
この「Top 10 Secrets and Mysteries」シリーズは日本未公開であるが、今後観る人のためにも、ここで全部内容を明かしてしまうのも面白くない。だが番組内で明かされる新たな真実の一部は、これからも一足先にお伝えしていく。第1話は今回紹介したように「地球外生命体」だが、今後もUMA、超能力、幽霊、カルトにサイエンスとトカナ愛読者の大好物が豪華絢爛なコースメニューで続々登場。1話わずか約26分という短い時間の中にタイトル通りテーマに沿った「10の内容」がギュギュッと凝縮されているので、イッキ見もできるし、お昼休みなど少し空いた時間の気分転換にもオススメだ。いや、一度観たらしばらくその内容を引きずって仕事にならないかもしれないが…。
(柳沢大河)
柳沢大河(やなぎさわ・たいが)
オーストラリア在住歴約20年、25歳バイリンガルのクリエイター。ウェブサイト作成や撮影など色々やっています。こういう系の話題が大好きです。
・「Top 10 Secrets and Mysteries」シリーズ連載
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