やばい、南極の地下に巨大空洞! 予想より早く“大量の氷”が溶けて消失→爆速温暖化滅亡へ!?
上空から眺めればいつもと同じように見える南極大陸だが、氷の下の地面に大きな“空洞”がポッカリと開いていることが最新の研究で報告されている。この空洞は、大量の氷が溶け海に流出してできた空洞であるという。南極大陸に今、何が起こっているのか。
■スウェイツ氷河の地下で140億トンもの氷塊が消失
巨大な海氷である北極と違い、南極には地面がある。極寒の南極ゆえに、分厚い氷の層は地面にガッチリとへばりついているイメージもあるが、意外や氷の下では想像を超えた動きが起こっているようだ。南極大陸のくぼ地にあった氷が溶け出して海に流れ出ているというのだ。
NASA・ジェット推進研究所をはじめとする国際的な研究チームが先ごろ、科学誌「Science Advances」で発表した研究では南極西部のスウェイツ氷河(Thwaites Glacier)で氷河の融解と海岸線の後退が予想を超えるスピードで進んでいることを報告している。

1992年から2017年にかけてスウェイツ氷河上で収集された観測衛星のデータと、氷を透過するレーダーを装備した航空機によって、南極および北極を観測したNASAのプロジェクト「Operation IceBridge」で収集されたデータを分析した研究チームは、ここ3年間でスウェイツ氷河の地下で140億トンもの体積の氷が消失していることを突き止めた。面積にして米ニューヨーク・マンハッタン島の3分の2で、高さは300メートルにも達する巨大な氷の塊がなくなってしまったのだ。
地下の氷の融解だけではない、スウェイツ氷河の海岸線は1992年から2011年までは毎年400メートルだったが、それ以降毎年800メートルずつ削られて後退しており、周囲の浮遊した氷塊は年200メートル削られ、一方で周辺以外の氷塊も年300メートル後退していて、南極大陸全体では年に2520億トンの氷が失われているということだ。
「私たちは何年もの間、スウェイツ氷河はその下の岩盤にしっかりと固定されていないのではと疑っていました。新世代の観測衛星のおかげで、ようやく南極の詳細を知ることができました」とNASA・ジェット推進研究所の科学者で、米・カリフォルニア大学アーバイン校教授のエリック・リグノット氏は語る。つまり南極大陸の地面と氷河層の間は一部シャーベット状になっていて比較的容易に海水に侵食されているのである。そしてこれが南極大陸内奥部の氷塊の溶解・流失をも招いているのだ。
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