米政府と20年間UFOを調査した科学者、懐疑派から転向! 「2割は説明不可能、宇宙人は…」ハイネック博士の結論とは!?
1969年にプロジェクト・ブルーブックが終了してからもハイネック博士のUFOへの関心は衰えなかった。大学で教鞭を取る傍ら1972年に数々のUFO現象を科学的に分析した本『The UFO Experience: A Scientific Inquiry』を出版。1973年には「Center for UFO Studies」を設立した。同書はスティーブン・スピルバーグ監督に大きな影響を与え、1977年のSF映画『Close Encounters of the Third Kind』(未知との遭遇)では、ハイネック博士がカメオ出演している。また、映画のタイトルにもなっているclose encounter(接近遭遇)は、同書でハイネック博士がUFOとの接近遭遇を3段階に分類したことに由来している。
こうしてUFO研究者として知名度を上げていったハイネック博士だが、彼のUFO現象に対する態度は常に科学的であったという。2番目の妻との間にできた子どもポール・ハイネックさんは、父親であるアレン・ハイネック博士について次のように語っている。
「父はUFO研究で知られていますが、その前に彼は科学者であり天文学者でした。よく私たちに科学への愛と世界を学ぶことの大切さを話していました。父はUFO現象には何かあると思っていましたが、地球外生命体の存在については断定していませんでした。次元間の移動、あるいはもっと奇妙な現象だと考えていたようです。世間では父がUFO懐疑論者から地球外生命体の信奉者になったと信じられていますが、これは大きな誤解です」(ポール・ハイネックさん)
ハイネック博士が登場するドラマというだけでも、「Project Blue Book」はUFOファン必見の作品だが、なんと同作の製作総指揮はロバート・ゼメキス監督である。これは名作間違いなしだろう。ぜひ日本でも放送して欲しい!
(編集部)
参考:「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊米政府と20年間UFOを調査した科学者、懐疑派から転向! 「2割は説明不可能、宇宙人は…」ハイネック博士の結論とは!?のページです。ドラマ、宇宙人、UFO、エイリアン、プロジェクト・ブルーブック、J・アレン・ハイネック、ロバート・ゼメキスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで