「KING」460億円詐欺師、被害者3人に直撃インタビュー！ 銀座クラブで豪遊、1000億円の預金、100万円の札束… 黒幕は他にいる!?

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「2年前、KINGがウチに営業をかけてきました。大きなパーティーを企画しているから、有名人をキャスティングしてくれないかという依頼で。『有名人の出演者を30万円でキャステングするから、とりあえず半金をパーティー前にお支払いください』と提案したら、『パーティーが終わってから』の一点張り。どうしても成功報酬の形で、と言うことだったので結局断りました。

『シンガポールの金融界で成功し、1000億の預金を持ち、東南アジアに8軒の自宅を所有している。日本を元気にしようとシンガポールから日本に帰ってきた』と言っていましたが、その割に金が無さそうでした。その後は、まったく付き合いはありません。高級スーツにサングラスという派手なルックスで、いかにも怪しい雰囲気が漂っていましたが、騙される人はいるのでしょうね」（X氏）

　別のイベントプロデューサーのY氏は、銅子容疑者に銀座の高級クラブへと飲みに連れて行かれ、同容疑者を歌手としてライブイベントで起用したことがあったそうだ。

「銀座では金払いが良くて人気でしたね。人に100万円の札束を渡している姿も見たことがあります。人当たりも良く、独特のオーラとカリスマ性で人を惹きつける力があって、『ライブイベントでは数千人集めるぞ』と宣言していたので出演してもらいました。テキシアジャパンホールディングスには私も出資しましたが、お金は返ってきませんね」（Y氏）

■KINGの洗脳が解けない出資者も

　今回の事件について、インターネット上のコミュニティでは「被害者の会」なども立ち上がりつつあるようだが、出資者による「早くKINGに会いたい」「KINGの言葉には魂の叫びのような重みがある」という内容の書き込みも目立つ。

　ライブでの同容疑者は、彼をKINGの愛称で呼ぶ熱烈な信者たちに対して「子キングたちよ、魂の中に眠っていた熱い想いを呼び起こせ！」と熱弁して信者数拡大を図っていたという。元会員によると、「ライブ会場にもテキシアジャパンの投資セミナーを案内している幹部が来ていました。また、KINGのライブについて、批判的な言動やインターネット上に批判的なコメントを書いたことがわかると会員資格を剥奪されてしまうので、萎縮しているひとも多かった」と明かしている。

 
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