CIAが封印した“ネパールのイエティ情報”が機密文書で発覚! 伝説のUMAに“常識を覆す衝撃の事実”が存在!

■“イエティ”探索における絶対厳守の3カ条

 ネパールにまつわる機密文書には、さらに興味深いレポートもある。それは“イエティ”に関する文書だ。

 問題の文書は1959年11月30日に、ネパールの首都カトマンズのアメリカ大使館からワシントンの国務省へ電信された報告書で、「イエティに関するネパールの登山探検隊を管理する規則(Regulations Governing Mountain Climbing Expeditions in Nepal – Related to Yeti)」と題されている。

CIAが封印したネパールのイエティ情報が機密文書で発覚! 伝説のUMAに常識を覆す衝撃の事実が存在!の画像3
「National Archives Catalog」より

 そこには、登山隊や科学的探索チームがイエティに遭遇した際に守らなければならない規則が記されているのである。順守しなければならない3つの原則は、下記の通りだ。

1. 王族への敬意を表し、イエティ探索を実施するためにはインド通貨で5000ルピーをネパール政府に支払わなければならない。

2. 発見されたイエティは、写真を撮ったり生きたまま捕獲することができるが、緊急事態によるやむを得ない自己防衛の場合を除き、殺害したり銃撃してはならない。生きているか死んでいるかにかかわらず、その生物を撮影したすべての写真と、捕獲した生物は早い時期にネパール政府に引き渡されなければならない。

3. 生物の実在を示す新事実と報告は、できる限り早くネパール政府に提出しなければならない。いかなる方法においても、ネパール政府の許可なしに報道関係者や記者に発表してはならない。

CIAが封印したネパールのイエティ情報が機密文書で発覚! 伝説のUMAに常識を覆す衝撃の事実が存在!の画像4
「Mysterious Universe」の記事より

 この電信文書はイエティが実在することをすでに当局が把握していたことを示すものなのだろうか。そして、この文書がなぜ、機密指定に分類されて今日まで封印されてきたのか。さらに、イエティが実在することを世間に知られてはならない理由とは何なのか。

 オルタナティブ系メディア「Mysterious Universe」では、“イエティ”が何らかの符牒やコードネームである可能性を指摘している。すでに中国との間で情報戦争が始まっていたといわれるこの時代に、電信文書が傍受される可能性も高く、当局はこうした暗号めいたものを織り交ぜて文書をやり取りしていたとも言われている。いずれにしてもヒマラヤに棲むUMA・イエティにまつわる新たな情報が、意外な方向からもたらされたことは興味深い限りだ。
(文=仲田しんじ)

参考:「Kathmandu Post」、「Mysterious Universe」、ほか

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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