1999年にネット社会を完全に言い当てた「デヴィッド・ボウイの予言」がヤバすぎる! 「それはエイリアン生命体」衝撃暴露も!
2016年1月10日、69歳で逝去したミュージシャン、デヴィッド・ボウイのある発言が今になって再び注目を集めている。20年前の1999年にボウイが今日のインターネット社会を正確に予見していたのだ。
■1999年に今日のSNS全盛のネット社会を“予言”
輝かしい音楽活動の一方で、デヴィッド・ボウイは早くからインターネットに強く興味を持ち、1998年には「BowieNet」と呼ばれるダイヤルアップ回線のインターネットプロバイダを開設していたほどである(2006年にサービス終了)。
「BowieNet」は単なるインターネットプロバイダではなく、ボウイのブログや写真などの特別なコンテンツを享受でき、ユーザーにはそれぞれ5メガのスペースが与えられ独自のウェブサイトを作ることができたという。加えてボウイ自身を含むユーザー同士のライブチャットを楽しむこともできた。いわば今日のSNSを先取りしたサービスだったのだ。
彼のインターネットに傾ける興味・関心はきわめて旺盛で、かつての発言では「もし今19歳だったら、音楽を通り越してすぐさまインターネットの世界に行く」と語っていたほどだ。
彼の念願のひとつであった「BowieNet」の運営に乗り出してすぐの1999年、ボウイはBBCのインタビューに応じている。懐疑家で知られるジャーナリストのジェレミー・パックスマンの質問に答えるボウイだったが、この20年前の時点で現在のSNS全盛のネット社会を的確に“予言”していたのである。
インタビューの話題はもちろん音楽に関することがメインだったが、話がミュージシャンとファンとの関係に及ぶと、ボウイの口から“インターネット”という言葉が登場しはじめる。インターネットの普及はアーティストと聴衆の間にあるバリアを壊すものであるとボウイは語る。これまでの人気ミュージシャンたちは権威を持った“ブランド”として存在してきたのだが、今後のインターネット時代はアーティストとファンは“気の合う仲間”として一緒に音楽を楽しむ間柄になるというのだ。
「インターネットは我々に完全に断片化された世界に住むことがどういうことなのかを見せてくれます」(デヴィッド・ボウイ)
インターネットが今後音楽と社会を変えていくことを熱心に語るボウイに、聞き手のパックスマンは「でも(インターネットは)単なる電話の代わりだという人々もいますね」と口を挟む。
すると「それはバカげている! それには同意できない!」とボウイは語気を荒げたのだ。
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