47階から落ちても死ななかった奇跡の男、現る! 生存率0%なのに… 高所落下でも生き延びた2人!
高層ビルの47階から落下し、奇跡的に生還した男性がいる。
米「FOX News」(4月23日付)によると、2017年12月7日、エクアドル人のアルシデス・モレーノさんは弟のエドガーさんと一緒に、米・マンハッタンにある高層ビルの窓をゴンドラに乗って清掃していたという。いつもと同じようにビルの47階までエレベーターで昇り、そこからゴンドラに乗り込んだところ、ケーブルの整備不良により、およそ150m下の地面に叩きつけられた。
3階から落下した場合の死亡率は50%、10階以上では100%だと言われているなか、その5倍近い高さから落下したにもかかわらず、アルシデスさんは両脚と右腕と手首の骨が折れ、胸、腹、脊椎に重傷を負ったものの、奇跡的に一命を取り留めた。残念ながら弟のエドガーさんは木製のフェンスに急所をぶつけ即死だったそうだ。
「救急救命士が道の真ん中に倒れている私を見つけました。ゴンドラの手すりは2つに折れていました」(アルシデスさん)
この時、アルシデスさんは呼吸しており、意識を保っていたというから驚きだ。病院に運び込まれた後は17日間昏睡状態に陥ったが、医者も「奇跡」と認める回復で、今では普通の生活に戻っている。
アルシデスさんの体験はナショナル・ジオグラフィック製作のドキュメンタリーシリーズ『The Story of God』でも取り上げられ、“奇跡”の一例として紹介されている。しかし、アルシデスさんは同じ事故で弟のエドガーさんを亡くしているため、複雑な心境のようだ。
「神が私を助けて下さったと思います。ですが、『なぜ私なのですか?』と神に聞きたい。どうして? なぜ? いつか、その答えが見つかることを願っています」(アルシデスさん)
とんでもない高さから落下した人物といえば、3600mから落下したユリアナ・ケプケが思い起こされる。1971年当時17歳だったユリアナは、ペルー・リマから飛行機で1時間ほどのところにいる父親に会うため、母親と一緒にランサ航空508便に乗り込んだ。しかし、アンデス山脈付近で飛行機は積乱雲に飲み込まれ、空中分解してしまった。ユリアナは三人掛けの座席ごと空中に投げ出され、アマゾンのジャングルに落下した。
鎖骨を骨折し、脳震盪も起こし、左脚には深い切り傷があったが、ユリアナは自力で歩くことができたため、川の下流を目指して歩き続けた。そして事故から10日目に地元住民に発見され救出されたのだ。
アルシデスさんとユリアナ、2人が助かったのはただの偶然だったのだろうか、それとも神の奇跡だったのだろうか?
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2024.10.02 20:00心霊47階から落ちても死ななかった奇跡の男、現る! 生存率0%なのに… 高所落下でも生き延びた2人!のページです。飛行機、奇跡、落下、ビル、生還、九死に一生などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで