高田馬場の「昆虫食の自販機」でガチ購入&実食してみた! 美女もモグモグ… ヤバすぎる味わいから気づいたこと
どうですか?
「カシューナッツのような味がしますよ。後味が甘い……ヤシを食べるせいでしょうか?」
またまた~。もぐもぐ……ホントだ、カシューナッツの味がする! でもパサパサしますよ、これ。カシューナッツ味のカイコみたいな? うーん、生のものがあればそっちを食べてみたいな。
『米とサーカス』では主にジビエ料理を提供しているが、その発端は害獣駆除で熊や鹿といった動物がそのまま破棄されていることだった。害獣駆除の現実には、人間のエゴが端的に表れている。それを言わば少しでも意義あるものに昇華するのがジビエとして“食す”ことであり、さらには徹底的に管理された現在の食をもっと自由に捉え直すことにもつながる。
実は昆虫食も、その流れの中にある。昆虫食とは決して一部の変な人たちによる奇妙な嗜好などではなく、全世界の食文化に少なからず見られる行為だ。それがなぜゲテモノ扱いされるのか? ほとんど意識されないが、現代の食は管理され尽くしているのだ。
「扱うジビエの種類をどんどん増やして、トカゲとかヤモリとかも扱ううちに、最後に残ったのが昆虫だったんです。食べてみたらすごく美味しい」
それに――と宮下さん。
「国連でも昆虫は世界を救う食材として注目されているんですよ」
店舗では昆虫食の入門用として『昆虫の6種食べ比べ』(1780円)セットを提供している。
「季節によって変わりますが、イナゴ、コオロギ、タガメ、ゲンゴロウ、カイコ、ハチノコ、サソリといったところでしょうか。ゲンゴロウとタガメ、サソリはタイ産で、イナゴやカイコは国産です」
さらに、百貨店やライブハウスなどのイベントにも昆虫食を提供する(百貨店では『コオロギ茶漬け』を出したそうだ)など、活躍の場を広げている宮下企画。今後の展開は?
「……虫御殿を建てたい」
大いなる野望ですね! 新しい味に飢えているアナタにとっては、まさに今後の展開に“虫目”なのである。
獣肉酒家『米とサーカス』
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-19-8
営業時間:17時~24時 無休
http://miyashitakikaku.com/store/komecircus/
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2024.10.02 20:00心霊高田馬場の「昆虫食の自販機」でガチ購入&実食してみた! 美女もモグモグ… ヤバすぎる味わいから気づいたことのページです。美女、昆虫食、虫、屋台、高田馬場、ジビエ、久野友萬、自動販売機、広報などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで