【未解決事件】米国の国立公園で行方不明者が続出、「ミッシング411」の怪! 突然の断末魔、年老いた大男、魔の三角域…
他のキャンパーからの情報もいくつか集まり、デニス君が行方不明になった数時間後、そこから約9.7キロ(6マイル)離れた地点にいた家族が、まるで断末魔のような叫び声を聞き、その後年老いた大男が肩に何かを背負って遠くの茂みの中を歩いている姿を目撃したという。しかしもし誰かがデニス君を誘拐していたにしても、山道のこの距離を子ども背負ってこの時間内に移動するのは普通の人間にはまず不可能だ。
この後、捜査当局が本格的にデニス君の捜索に着手し、犯罪組織の存在も懸念されることから米陸軍の特殊部隊「グリーンベレー」も投入されて一帯の捜索が徹底的に行われた。ボランティアの捜索参加者は200人にも達したという。
しかし努力の甲斐も虚しく、7年間に及ぶ段階的な捜索も手がかりすらつかめなかったのだ。クマやクーガーなどの野生動物に襲われたのではという説も依然として有力なのだが、専門チームによる捜索がまったく用をなさなかったこの未解決事件は今日でもまだ情報提供を募っている。

■行方不明から14カ月半後に歩いて“帰宅”
デニス君の謎の行方不明事件と対照的なケースが1978年2月19日にミシガン州ミシガン湖畔で行方不明になったスティーブン・クバッキ氏(当時24歳)の事件である。

クバッキ氏は趣味のスノートレッキングを楽しみにこの地を訪れていた。冬の間、ミシガン湖のこの一帯は水面が凍りつき氷上でのトレッキングが楽しめるのだが、行方不明者の多さから“ミシガン・トライアングル”とも呼ばれる魔の三角域であった。
スキーに出かけたきり帰宅しない息子を心配した家族は、地元当局に捜索願を出す。捜索隊は湖畔にクバッキ氏のスキー板とポールを発見。さらにスキーを外した後の彼の足跡も確認したが、その後の行方を突き止めることはできなかった。割れた氷の下に沈んで流されたケースも当然考えられたが、見たところ一帯には氷が割れた箇所はなかったということだ。
捜索隊による精力的な捜索が行われたにもかかわらず残念ながら未解決事件(コールドケース)扱いとなり捜索は中止されたのだが、その後に意外過ぎる顛末が待っていた。なんと行方不明から丸14カ月以上が過ぎた1979年5月5日、クバッキ氏は父の実家に帰宅したのである。
クバッキ氏の話を整理すると、帰宅する前に、この父の家から約64キロ(40マイル)離れた牧草地に寝転んだ状態で目が覚めたのだという。そして、まず自分のものではない服を着ていることに気づき、そばには全く見覚えのない肩掛けカバンと地図があったというのだ。後から調べてみると、その牧草地は、行方不明となったミシガン湖から1127キロ(700マイル)も離れていた。そして、クバッキ氏には目覚める前の記憶が一切ないのであった。
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2024.10.02 20:00心霊【未解決事件】米国の国立公園で行方不明者が続出、「ミッシング411」の怪! 突然の断末魔、年老いた大男、魔の三角域…のページです。失踪、アブダクション、仲田しんじ、誘拐、行方不明、国立公園、蒸発、ミッシング411などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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