レオナルド・ダ・ヴィンチに未完作品が多いのは「ADHD」が原因? 忍耐力なし、先延ばし癖…モナ・リザにも影響か(最新研究)

 世界一有名な絵画である「モナ・リザ」は、実は未完成だったと言われている。作者のレオナルド・ダ・ヴィンチは死ぬまでこの絵を手元に置き続け、加筆を続けていたとされる。モナ・リザ以外にもダ・ヴィンチには未完成の作品が多いのだが、最近、その理由が彼の発達障害にあったのではないかという研究が発表されて話題となっている。ダ・ヴィンチはADHD(注意欠如・多動症)だったというのである。

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画像は「Wikipedia」より引用

■ダ・ヴィンチはADHDだった?

 英キングス・カレッジ・ロンドンと伊パヴィア大学の精神医学や脳行動科学の研究者によると、ADHDはダ・ヴィンチの性格やその天才性の一部の説明となりうるという。彼らはダ・ヴィンチの経歴や同時代の証言を集めて検証し、時間管理能力や集中力、先延ばしの癖などがADHDに起因していると結論づけている。

 ADHDでは不注意と多動・衝動性などの問題が、生活や学業に悪影響を及ぼす。間違いが多い、注意力散漫、忘れっぽい、指示に従えない、不適切な状況で走り回ったりする、喋りすぎる、順番が待てないなどの症状が現れるという。

 よく知られていることだが、ダ・ヴィンチは左利きで、失読症(知的能力には問題がないのに文字の読み書きに困難する学習障害の一種)であったといわれ、ノートには左右反転した文字を記していた。ダ・ヴィンチは通常と異なり、脳の右半球で言語を処理していたと推測されており、このような特徴は現代のADHDの人々にも見られるという。

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