原田龍二のUMA連載開始！ 世界中の謎を追い求める男、原田がモケーレ・ムベンベを語る！

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　“不思議なこと”は自分の世界を広げてくれますよ。

　僕が一番好きなUMAは“モケーレ・ムベンベ”です。

　コンゴ共和国のテレ湖に棲むモケーレ・ムベンベ。大きさは８〜15m ほどで、長い首を持ち、草食でありながら凶暴な性質で、人や船が近寄ると危害を加えてくるそうです。

　1980 年代に生物学者のロイ・Ｐ・マッカルが現地のピグミー族に話を聞いたところ、その昔モケーレ・ムベンベを殺して食べたという事件があったそう。しかし、その肉を食べた村人が死亡したといわれています。

　モケーレ・ムベンベの肉が、毒性があるものだったのか、呪いなのかその真相はわかりません。

　写真も映像も残っていない生き物だが、ロイ・P・マッカルが残した本『幻の恐竜を見た』に影響された早稲田大学の探検部は、その目で幻の生き物を見つけようと現地まで足を運んだそうです。

　僕も機会があればネッシーのように現地に行って捜索したいです。

文＝原田龍二

原田龍二

1970年10月26日生まれ。東京都出身。『水戸黄門』（TBS系）、『相棒』（テレビ朝日系）など数々の映画・ドラマに出演する人気俳優。一方で『世界ウルルン滞在記』や『日立 世界ふしぎ発見！』（ともにTBS系）では秘境を訪ね歩き、世界の少数民族と生活をともにするなど体当たりロケにも挑戦する。地方で伝承されている不思議な話や体験などの文献を読みあさり、現在はミステリー検証番組『世界の何だコレ! ? ミステリー』（フジテレビ系）に出演中。“ミステリー大好き俳優”として座敷わらしに会いに行くコーナーが人気となっている。
ブログ：オフィシャルブログ

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