チェルノブイリ原発事故直前に「モスマン」を作業員5人が目撃か!? 学者が主要メディアで暴露、福島でも!?

 鹿児島県にある九州電力川内原発1、2号機は、桜島など多くの活火山に囲まれており、火山活動の影響を受けやすく危険な原発だとかねてより指摘されている。しかし、原子力規制委員会の新規制基準では再稼働が認められ、住民らが設置変更許可取り消しを求めて訴訟を起こした。今月17日、福岡地裁は住民側の請求を退ける判決を下した。

川内原発、設置取り消し認めず=火山評価「不合理でない」-福岡地裁(時事ドットコム)

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画像は「Getty Images」より引用

■川内原発の危険性

 川内原発再稼働の問題については、2015年にトカナでも取り上げている。その中で著者の地震研究家・百瀬直也氏は、川内原発の危険性と九州電力の甘い見通しを次のように批判している。

 南九州は活火山の密集地帯であり、川内原発がある川内市は、桜島、米丸・住吉池、霧島山、若尊、開聞岳、池田・山川といった活火山に囲まれている。そもそも、このような立地に原発を建設すること自体、無理があるのではないだろうか?
(中略)
 2013年に毎日新聞が火山学者に対して行ったアンケートでは、「巨大噴火の被害を受けるリスクがある原発」として、50人中29人が川内原発を挙げている。
(中略)
 かたや九州電力の広報部は、「カルデラ噴火については、監視をすることで事前に予知できると考えております」として、火山のモニタリングを実施することによって、カルデラ噴火の相当前の段階で、噴火の兆候を検知できると主張する。
(中略)
日本でこのような破局噴火は、平均6000年程度の周期で起きているというが、実際のところ、多数の死者が出るような破局噴火は過去7300年間ほど起きていない。そのため前述の巽教授は、破局噴火について「いつ起きても不思議ではないということです」と警告する。

■過去の原発事故直前に現れた予兆

 原発事故は一度起こってしまえば、取り返しのつかない被害を及ぼすことは言うまでもない。住民への健康被害や立ち退きといった問題、環境への放射能汚染はもちろんのこと、数十年間にわたって監視や廃炉に向けた作業が必要となり、次の世代にも大きな負債を残してしまうことにもなる。

 そのような悲劇は過去に日本を含めて何度か世界で起きているが、実はその直前に“不吉な予兆”とでもいうような不可思議な事件が起きているという。それは「モスマン」の目撃である。ただのオカルト情報として片付けるのは簡単だが、原発大国の一つで地震大国でもある日本は、少しでもリスクや被害を減らすために、どんな情報でも知っておくべきではないだろうか。

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