チェルノブイリ原発事故直前に「モスマン」を作業員5人が目撃か!? 学者が主要メディアで暴露、福島でも!?

 今月15日にオーストラリアの主要ニュースサイト「News.com.au」に掲載された記事では、チェルノブイリの立ち入り禁止区域を立ち入り、その環境の変化を調査したオーストラリア人考古学者ロバート・マクスウェル氏が、現地の人々に聞いたという噂話を取り上げている。それによると、1986年4月26日のチェルノブイリ原子力発電所事故の数日前、原発作業員5人が空を飛ぶ巨大な黒い鳥のような生物を目撃したというのである。

チェルノブイリ原発事故直前に「モスマン」を作業員5人が目撃か!? 学者が主要メディアで暴露、福島でも!?の画像2
画像は「Daily Star」より引

 目撃者によるとそれは巨大な翼を持ち、頭はないが、胴体に赤く輝く目を持っていたという。ただ、その記録は公式には残っておらず、また目撃者もすでに亡くなっており、現地では半ば伝説になっているというのである。

「放射能汚染で亡くなった人々の記録によるものなので、今となっては検証が難しい、いわば神話になってしまいました」(マクスウェル氏)

 マクスウェル氏はこの巨大な鳥を、米国の有名なUMAの一種モスマンのような、不吉な予兆の類ではないか考えている。モスマンは事故などの前に人々の前に現れ、一種の警告を発する存在だと信じられている。このような不吉な生物の伝承は古今東西に存在し、この黒い鳥もチェルノブイリ原発事故をめぐる伝説の一つとして広まりつつあると指摘する。

チェルノブイリ原発事故直前に「モスマン」を作業員5人が目撃か!? 学者が主要メディアで暴露、福島でも!?の画像3
モスマンの像。画像は「Daily Star」より引

 マクスウェル氏はあくまで考古学者という中立の立場で、この噂の内容と広まり方を社会学的・民俗学的な現象として分析している。しかしながら、実は同様の目撃談が2011年の福島第一原子力発電所事故にも存在する。それも、事故直後に報告されたものだ。

 超常現象などの情報を集めるウェブサイト「Colin Andrews.net」が2011年3月17日に掲載した記事には、事故の前月、原発の近くで空を飛ぶ黒い影を見たという目撃証言が取り上げられている。この時目撃された生物も、チェルノブイリに現れたものと同じく、黒くて巨大な翼と輝くような赤い瞳を持っていたという。

 チェルノブイリに福島、世界的な二つの原発事故直前に現れたという不吉な黒い影は何を意味するのか。それが重大な事故が起こることを予言し、人々に警告を与えていたというならば、次なる悲劇の前兆として同じような存在が現れるということかもしれない。

参考:「News.com.au」「Daily Star」「Colin Andrews.net」ほか

TOCANA編集部

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