「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」全米を震撼させたイケメン・知的シリアルキラーの素顔とは!?

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画像は「Netflix」より引用

『殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合』は、テープに収められたテッドの実際の声を中心に、彼を知る幼馴染、元恋人、友人、事件の捜査にあたった刑事や警部、検事に事件を取材したレポーターたちの証言、事件現場の映像、事件当時のニュース映像や公判の映像などを交えながら、彼が犯した連続殺人事件の真相に迫るドキュメンタリー。

 第一話「甘いマスクの悪魔」は、連続殺人犯テッド・バンディ自身が語る事件の真相を録音テープに収めようと、若きジャーナリストのステファン・ミショーがフロリダ州立刑務所で死刑執行を待つ彼のもとを訪れるところから始まる。

 テッドは最初、自分の生い立ちばかりを話し、事件について語ろうとしなかった。

 美化した幼少期に学生時代。ワシントン大学で心理学を取得した頃に交際していたフロリダ出身の名家出身の裕福で美しいダイアン・エドワード。彼女の影響を受け、「自分も大物になりたい」と共和党の選挙活動に参加するようになったこと。選挙活動を通して知り合った友人の影響を受け、法律学校に進学するも、名門校に入れなかったため落ち込み、ダイアンとの仲もぎくしゃくするようになり別れたこと。

 このダイアンとの格差とコンプレックス、自分を捨てたことに対する怒りが、若い女性に復讐したいという気持ちに膨れ上がり事件を起こすようになったようだが、テッドは「事件について今は語りたくない」と口を閉ざしてしまう。

 どうにかして事件の真相を語らせたいステファンは、「君は心理学を学んでいるし、知的だし雄弁だし。鑑定人になってこの事件について語ってくれないか。容疑者がどんな男で、なぜこんなのことをしたのかを教えて欲しい」と提案。これにテッドは即座にのり、テープレコーダーを腕に抱え、スラスラと語り始めたのだった……。

 第一話では、テッドが1974年に連続殺人を始めた頃の手口を紹介、なぜ警察に捕まらなかったのかも分析。身の毛もよだつ連続殺人鬼テッドの恐ろしい人間像が徐々に浮かび上がってくる。

 トカナではこのドラマを追っていく。
<第二話はこちら>

参考:「Biography」、「Stephen G. Michaud’s Biography」、「Netflix」など

【シリアルキラー・猟奇殺人 完全紹介シリーズはコチラ】

文=堀川英里

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