エナジードリンクを1日3リットル飲んだ男の口の中がヤバすぎる! “超グロテスクな歯”に変貌… 医師警告「成分表示に疑問」

■進化し続ける!? アメリカのエナジードリンク事情とは

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テキサス州のスーパーマーケット。売れ筋はやはりモンスターだ (撮影=清水ミロ)

  近年、大人だけでなく子どもたちの肥満や成人病に喘ぐアメリカだが、その原因の1つともいわれるエナジードリンク市場は好調に売り上げを伸ばしている。2015年の時点で、すでに市場は3000億円規模に達し、各社はその後もさまざまな戦略で顧客を獲得。昨年には何と3514億円もの売り上げを記録した。

  世界保健機関(WHO)が推奨する砂糖の摂取量は成人ならば1日に25g(小さじ6杯程度)以下で、カフェインに関しては健康な成人ならば1日に300㎎から400㎎(150mlのコーヒー1杯でカフェイン約90㎎) と言われている。ところが欧米で販売されているモンスターエナジーには、500ml缶でカフェインが約160㎎、砂糖は約54gも含まれているのだ。

  モンスターエナジーは現在39種類前後が発売されているが、ジャンルもさまざまで、どの店舗でも陳列棚の一番目立つ場所に大きく並べられている。

 アメリカのテキサス、アーカンソー、そしてルイジアナの3つの州にある複数のガソリンスタンド併設コンビニストアでは、この数年のうちにエナジードリンク分野ではレッドブルよりもモンスターエナジーが多く売れるようになったという。

 車で長距離を移動することが多いアメリカ人にとって、レッドブルよりも容量が多くフレーバーや砂糖不使用など選択肢が多いモンスターに消費者の手は伸びやすいのではないか、とコンビニ従業員は分析しているようだ。

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カロリーゼロのウルトラバイオレット(左)はスポーツドリンクのような軽い味わい。モンスタージュースシリーズのマンゴーロコ(右)はエナジードリンクとは思えない濃厚な味だ (撮影=清水ミロ)

  モンスターエナジーに限らず、エナジードリンクの飲みすぎはカフェイン過多により頭痛、神経過敏や胃痛、睡眠障害また心拍数の乱れを引き起こすことがある。またエナジードリンクとアルコールを混ぜて飲むことにより高血圧や動悸、不整脈そして心臓発作を起こす原因になることもある。

  臨床薬理学を専門とするデビッド・ニーレンバーグ博士は、「実はエナジードリンク1缶に表示されているカフェインの量をFDA(アメリカ食品医薬品局)は細かく確認しておらず、自らがエナジードリンクを飲むまで本当はどのような飲料なのかは分からないのです」と話す。博士をはじめとする医療従事者の多くはエナジードリンクが売られていることについて「信じられないほど無責任だ」と憤りを感じている。

  2007年、アメリカではエナジードリンクを原因とする救急医療搬送は約1万件だった。ところが、2012年にその数は倍の2万1000件に膨れ上がっている。年間3000億円以上の市場規模となった現在、以前にも増して人体に大きな影響を及ぼしているのではないだろうか。

  次々に新しいフレーバーを売り出し、子どもを含む若年層まで取り込んでいるエナジードリンクだが、アルコールと混ぜて飲んで意識を失ったり、死亡するなどの危険なケースも報告されている。身体に良い物でないことは、前述のヴィニーさんを見れば一目瞭然だ。しかし後を引く味の良さや、眠気を覚まし高揚感が味わえる製品が店に並ぶ限り、その勢いが衰えることはないだろう。引き続きモンスターを含むエナジードリンク業界の動向を追い続けたい。

参考:「Daily Mail」、「CNN」、ほか

文=清水ミロ

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