誰も書かない『アベンジャーズ/エンドゲーム』の女性蔑視要素! 実はフェミニスト紛糾のミソジニー映画!?【ネタバレ注意】
でもね、2回目なので1回目の疑問に思ったところ、じっくり観察しちゃったわ~。『アベンジャー
ズ/エンドゲーム』の最初のところで一番強い女(ヴァース)に、「おれたちでやるからいい」「おれたちはチームなんで」みたいなことをいって協力を断っているのよねぇ。なにこの全体主義。一番強い女に大活躍されて、あっという間に解決されたら今までの苦労が実らないのが嫌なのかしら? 女に制圧されたら、男どものメンツに関わるっていうのかしら?? 観ている人はそこは気にならなかったのかしらねぇ。
まぁそう断った男が最後におかげで死ぬのも当たり前だわよ~。自業自得すぎるし、ヒーローが
集まっても考えないで戦うところがさすが単純すぎるアメリカンヒーローばかりってことよねぇ。
ちなみに一番強い女は、ほかの男にも「どこの場所でヒーローだったんだ?」とイヤミを飛ばされ
てたわよ(笑)。ホント苦笑しちゃうわよねぇ。そしてそういわれた一番強い女は「わたしは忙しいので」と立ち去ってるの。男のメンツが大事なら、地球が全滅してもしかたないわよねぇ(※)。
(※エンドゲームのチームに女性はいるが、戦士でないスパイ女性と、かつて敵側だった女性だけ
がいる。どちらも男性より強くないサブキャラ)
まぁそれからあんまりマーベルファンがうるさいので『アイアンマン』シリーズを全部みたわよ。あと『アベンジャーズ』シリーズもね。まんまとマーベル映画の手中にはまっているってことかも。別にいいのよそんなことくらいで怒るほど心は狭くないわよ。観れば観るほど、なるほどねぇ、って感じよ。大学とかの研究所でよくある、”長年俺たちが頑張ってなんとかチームになって続けてきた研究を、後から来た恐ろしく優秀な女にあっという間に取られるのは嫌”っていう気持ちになってるってことねぇ。
でもね、だから無駄な男らしさで固められたチーム幻想は『エンドゲーム』とともに終焉したのよ。MeeTOO運動もあるし、もう2019年にはそういう男の沽券で世界を救うのは難しいわよねぇ。
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