ダライ・ラマが移民受け入れに警告「移民返さないと欧州はムスリムとアフリカンに占領されるぞ」「ヨーロッパはヨーロッパ人のもの」

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画像は「Daily Mail」より引用

 2017年、ヨーロッパが受け入れた移民は240万人に上ると言われている。現在も中東、アフリカから多くの移民・難民がヨーロッパに押し寄せるなか、ダライ・ラマ14世がBBCのインタビューで持論を語った。

 英紙「Daily Mail」(6月27日付)によるとダライ・ラマは、「このままではヨーロッパ全体がイスラム教国になってしまいます。それは不可能なことです。あるいはアフリカの国なることもまた不可能です」と語ったそうだ。

・「Dalai Lama warns that the whole of Europe could become ‘Muslim or African’ if migrants are not returned to their home countries」(Daily Mail)

 これではまるで移民に反対しているように聞こえるが、自身もチベットからインドに逃れた難民であるダライ・ラマは、その経験から「最終的には自分の国に戻る方が良いことだ」と考えているとのことだ。そして、「ヨーロッパはヨーロッパ人ものである」とも強調している。

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画像は「Daily Mail」より引用

 自国での生活が困難になり、泣く泣く難民が生まれる状況では、ヨーロッパは彼らのためのシェルターにならなければならない。特に、移民の受け入れを進んで行っているドイツは素晴らしいと、ダライ・ラマは賞賛している。しかし、そこでヨーロッパがすべきことは、ただ受け入れるだけではなく、彼らに自国を再建するための技術や教育を与えることだという。

「たとえば、チベット人はインドに逃れましたが、多くのチベット人は故郷に帰りたいと願っています。それぞれの国にはそれぞれの文化、言語、生活スタイルがあります。ですから、自分の国で暮らす方がより良いことなのです。これは私の意見ですが」(ダライ・ラマ)

 また、インタビューではドナルド・トランプ大統領にも言及した。

「トランプ大統領は道徳を欠いていますし、アメリカ第一主義は間違っていると思います」(ダライ・ラマ)

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画像は「Daily Mail」より引用

 こうした厳しい言葉の一方、女性がダライ・ラマを継承する可能性については冗談交じりに「女性のダライ・ラマは私よりも魅力的でしょうね(笑)」と語り、お茶目な一面を見せた。

 さて、ダライ・ラマは宗教指導者としての面がクローズアップされるが、政治に関しては現実主義者だと言われている。移民問題に関する発言も永遠に移民を受け入れ続けることは現実的ではないという理解に基づいている。増えすぎた移民による問題が噴出しているヨーロッパ諸国はダライ・ラマのアドバイスを真剣に考慮していくべきだろう。

参考:「Daily Mail」、ほか

編集部

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