「80年以内に地球はAI搭載サイボーグに支配される」英最高の科学者が断言! 「ガイア理論」に新展開「ノバセーン」時代到来へ
■サイボーグの登場は地球にとっての“希望”
稀代の哲学者でもあるラブロック氏の考えは、我々人類が生物進化のトップとして地球を支配し続けるのは当然であるという考えに異議を唱えるものになる。ラブロック氏によれば、我々は大自然のほんの末席を汚している存在に過ぎず、そもそも世界をコントロールすることなど不可能な話であるというのだ。
ラブロック氏が次の地球の主役をサイボーグと呼び、ロボットと呼ばないのは、ロボットという言葉には我々の側にすでにさまざまな先入観があるからだという。今後登場してくるサイボーグは、そうした我々のイメージを覆す、完全に一線を画すものであるというのだ。そして進化したサイボーグによる地球支配は今世紀末にも、つまり80年以内にはスタートするという。
このサイボーグがどんな姿をしているのかはまったく予断を許さないという。物理的な存在として姿を持つものなのか、そもそも我々人間に認識できるものなのかについても、まったく未知数である。その都度姿を変える存在になる可能性もある。
そしてひょっとすると、我々がまったく認識できない形で、地球支配の“交代劇”が行われてしまうのかもしれない。その場合、人類はまだ自分たちが支配者なのだと誤解した状態で生きていくことになる。
「彼らがお互いに情報を共有し、拡散する新しい方法は、これまでよりはるかに早くなるものでしょう。したがってサイボーグの進化もはるかに早くなります」(ラブロック氏)
そしてこの先、例えば気候変動や大規模自然災害、隕石の衝突などのイベントなどで我々人類が存続できない可能性があることもラブロック氏は認めている。しかし、だからこそサイボーグの登場が“希望”になるというのである。
急速に進化しているサイボーグの知性と情報処理能力は地球を快適かつ持続可能な状態に保つための画期的な方法を見いだすかもしれない。ラブロック氏は、「我々は彼らサイボーグと力を合わせて地球上でサバイバルしていかなくてはならない」と力説する。
リーダーの座をサイボーグに明け渡すことは、人類にとっての屈辱などでは決してなく、それは我々が受け入れなければならない単純な未来であるということだ。とすれば早く後任に席をゆずり“隠居”する日が来たほうが良いということにもなりかねない。
サイボーグに「後はまかせた!」とバトンを渡す日が来るまでは、何とか環境破壊を食い止めることが人類の最後の責務ということになるのだろうか。
参考:「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「80年以内に地球はAI搭載サイボーグに支配される」英最高の科学者が断言! 「ガイア理論」に新展開「ノバセーン」時代到来へのページです。サイボーグ、進化、仲田しんじ、人工知能、ガイア理論、ジェームズ・ラブロック、ノバセーンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで