3人組の少年強盗が穏やかそうな住民の豹変で、あっけなく退散…! 強すぎる住民、選んだエリアが悪かった⁉

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庭で水やりをしていた男性を脅す少年ら (「デイリー・メール」より/以下同)

 日本時間8月4日、米テキサス州とオハイオ州で相次いで銃乱射事件が発生し、合わせて少なくとも30人以上が犠牲となった。

 トランプ大統領は就任以来、幾度となく発生した銃による悲劇を目の当たりにしつつも「銃による自衛の権利」を唱え、銃規制には消極的だ。世界最強の圧力団体といわれる「全米ライフル協会」を敵に回すことを恐れてのこととも推測されるが、確かに米国では「銃による自衛の権利」を簡単に否定できないような事件も起きているようだ。

 オクラホマ州タルサの住宅街で7月下旬、若者3人組による連続強盗事件が発生した。英タブロイド紙「デイリー・メール」によると、アンドリュー・ペイトン(20)と2人の少年は、自宅前の庭で芝刈りをしていた男性を銃で脅し、現金12ドル(約1,300円)と銀行カードを奪って逃走。3人はその後、別の家の庭で水やりをしていた男性を襲おうとしたのだが……。

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男性が拳銃に手をかけたのを見て、慌てて逃げ出す少年

 少年たちと対峙した男性は、持っていたホースを投げ捨て、腰のベルトに付けていたホルスターから拳銃を取り出した。それを見た少年たちは、慌てて逃げ出し、一人は走り去り、もう一人は男性を刺激しないようにしたのか、ゆっくりと歩いて、近くに止めてあった車に乗り込んで走り去った。

 すぐさま警察が駆けつけ、逃走車を発見。短いカーチェイスののちに逃走車がクラッシュしたため、ペイトンと17歳の少年がその場で逮捕された。

 一方、もう一人の犯人である15歳の少年は現場から逃走していたが、近隣住宅の庭を通り抜けて逃げようとしていたところを、その家の住人に銃で撃たれ、駆けつけた警察官によって逮捕された。少年は軽傷だという。

 警察は、この地域で強盗事件が連続して発生しているという通報を受けており、重点的に巡回している最中だった。そこに、容疑者のものと思われる車が通ったため、追跡を開始。カーチェイスの末に逮捕に至ったのだという。

 自宅の庭に侵入した少年を撃った男性は、少年が自分に向かって走ってきたから撃ったと話し、それ以上は警察に何も語らなかった。この男性は殺意を持って銃撃したとして逮捕されたが、正当防衛により不起訴になるだろうと警察は話している。水まき中の男性も含め、この地域の住民らは近隣での強盗事件の多発を受け、銃を身近に置いて警戒していたのかもしれない。

 少年たちの強盗には、もう一人少女も加わっていたという報告もあるが、この少女は見つかっていない。

 ちなみにこのニュースは、「デイリー・メール」ほかいくつかの英メディアでは報じられているが、米主要メディアはまったく報じていない。米国では、ごくありふれた事件ということなのだろうか……。

参考:「The Daily Mail」、ほか

文=田端智浩