マツコ・MX『5時に夢中』の裏で”麻薬取引問題”が浮上!? 周辺の治安悪化か「MXは動きが遅い…」
マツコ・デラックスに「気持ち悪い人たち」と批判された「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が、東京都千代田区で「5時に夢中!」収録中のTOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)前に現れ、抗議活動を行なったことが伝えられた。現場には記者や支持者ら200人ぐらいの人々が集まり、警察官も多数出動。事態の収束後、すぐ近くにある麹町警察署の関係者からはこんな話が聞かれた。
「この騒動、ずっと続くなら別件の監視がダメになるかも…」
聞けば、少し前に周辺ではジョギングを装った麻薬取引の疑いを示す情報提供があったのだという。
「まだ情報が届いた段階にすぎないから本格捜査でもないけど、一応は注意して監視をという話だったんですよ。でもMXの抗議は“毎週月曜”続くんですよね? ちょうどその取引も月曜かもしれない って情報だったんです」
立花氏は「マツコをぶっ壊す!」と激高したMX前での抗議活動について、後に「行き過ぎた」と反省を見せたが、MXから見解が得られるまで、毎週月曜の訪問を続けるとしている 。
つまりは麻薬捜査と立花氏の抗議が同じ月曜に重なってしまい、もし取引をする者がいたとしても、わざわざ警察官やマスコミの集まった付近でやるわけがなく、「監視がダメになった」 というわけである。
たしかに、MX前の皇居周辺はジョギングコースとして知られている。隣接するTOKYO FMも含め、ときに番組出演者や局の関係者も仕事後に走ることさえあるほどだ。TOKYO FMは皇居ランナーを応援する企画を定期的に行ない、MXもランナーのマナー向上呼び掛けるなど、ランナーがとても身近な存在となっている。ランナー同士の交流もよく見られることで、走る者同士が声をかけ合う姿は珍しくないから、たしかにヤバいモノの受け渡しをそこで偽装するというアイデアはあるかもしれない。
もちろん麻薬取引情報が本当かどうかは分からないが、「どんなことでも、ありえない話ではないと警戒をするのが警察の仕事」 と関係者。
「皇居周辺は厳重警戒区域なんで、一定間隔で立つ警官、特別警備隊がいます。ですが、それでも相変わらずドローンを飛ばすような人や、 立ち入り禁止区域に入る外国人観光客もいるので、もともと警戒自体は強いんです。ただ、ランナーだったら走るのを遮ってまで職務質問することは少ないでしょうし、複数のランナーが話し合っている風でも気に留められることはないでしょう。
ランナーといえば、よく学生が集団で走って歩道をふさぐという苦情があるんですが、警察が介入できない現状がるんですよ。たとえば、30人のランナーが全速力で歩行者にぶつかる危険で走っていたとしても、取り締まる法律がないんです。禁止区域を走れば止められますが。
また、人通りの少ない夜でも、ランナーであれば不審に見えないですよね」(前出関係者)
今回、立花氏の騒ぎで警察の仕事はさらに増えてしまっている。一時20名ほどの警察官が出動し、そこに人員を割かれたことは、ほかの警戒が緩くなったということでもある。
騒ぎを見てランナーを装った麻薬取引が水面下に隠れたのであれば、これも思わぬ弊害といえる。この件についてMXに出入りする下請け番組制作会社のスタッフに話を聞くと「局も周辺の治安を守りたいなら、立花さんとの話し合いを進めるべきと思いますけど、MXって全国ネット局と比べてちょっと動きが遅いんですよね」と話していた。
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2024.10.02 20:00心霊マツコ・MX『5時に夢中』の裏で”麻薬取引問題”が浮上!? 周辺の治安悪化か「MXは動きが遅い…」のページです。マツコ・デラックス、麻薬、治安、NHKから国民を守る党、MX、TOKYO MXなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで