「オナイダ・コミュニティ」キリスト教最狂教団を徹底解説!
「オナイダ・コミュニティ」キリスト教最狂教団を徹底解説! 近親相姦、複合婚、乱交「14歳少女と35歳女性に性的魅力…」
世界最大の宗教キリスト教――その人口は中国とインドを併せた数に匹敵する。主要宗派は、正教会、ローマ・カトリック教会、プロテスタント諸派、東方諸教会。その中には風変りな「教団・教派」も存在する。
たとえば、現代技術を拒否して暮らす、家具作りで有名な北米の再洗礼派「アーミッシュ」は多くの人が知るところだ。他には、2018年、ユネスコ世界文化遺産に認定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」とその末裔も世界的に珍しい教団・教派といえる。
今回は、そんな風変りな教団・教派の中でも、とくに有名で、ブッ飛んでいる「オナイダ・コミュニティ」と、その教祖J.H.ノイズの生涯を宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲが徹底解説する。
■裕福な家庭に生まれ、教育を受けたが…
1811年、ノイズは米国バーモント州ブラットルバラに生まれた。イングランドからの移民6代目の父ジョンは下院議員まで務めた人物だ。また母ポリーの甥は、後に第19代アメリカ大統領ラザフォード.B.ヘイズとなる。つまり、地元の名士だ。
ノイズは、9歳で寄宿舎に入り、1830年、大学を首席で卒業。法律家見習として働き始めたが、翌年夏、休暇で地元へ戻り、「リバイバル」を経験する。リバイバルとは、19世紀アメリカで流行したキリスト教プロテスタントの信仰復興運動である。つまり非常に情熱的な形で、ノイズの信仰は「覚醒」したのだ。
信仰に燃え上がった彼は、法律家の道を捨て、新島襄も学んだアンドーヴァー神学校、そしてイェール大学神学部へと身を転じる。ノイズは、ここでホーリネス派の開祖ジョン・ウェスレー著『キリスト者の完全』を読み、信仰の「完全さ」を説教するようになった。
さらに転機が訪れる。1833年、22歳の若きノイズは、ヨハネ黙示録を読み、キリストの「再臨」が既に起きたことを発見・確信した。ちなみに、このような説は、とくに新しいわけではない。黙示録に関する少数派の異端的な立場だ。一般的な教会は「再臨」を未来の出来事と理解する。そして再臨よりも「復活」を強調する。自分で発見・確信したというあたりに、ノイズの性格を垣間見ることができる。
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