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「拳月グループ」自称リーダー逮捕で判明した“半グレの権力構造”！梶諒は本当にリーダー格？秋には六代目山口組の高山清司も出所！

2019.09.28 09:00 編集部

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――「拳月グループ」は一つにまとまってないのか？

「まとまっていますよ、そこは関東と同じ。ただ、何かあったら個人間で話を付けるようなシステムになっているということです」

　ここは少し認識が間違っているが、関東連合は連合という名前が付いているが、実際は完全に1つのグループである。

――半グレは横の繋がりが緩やかだから、人が集まるというのが定説だったが、個人間で話をつけていくとなると「拳月グループ」は横のつながりが強いということになる。

「「拳月グループ＝元強者グループ」ということですが、元々「強者グループ」は格闘技集団の集まりで横の繋がりよりも体育会系の縦の繋がりの方が強いんです。だから僕らもあそことは揉めないんですよ。1人揉めると果てしないほどの大人数が出てきますからね。なので、もちろん横の繋がりも強いんですが、縦もめっちゃ強いという感じですかね」

――今後大阪の“半グレ”に対する取り締まりは厳しくなると思うか？

「でしょうね。僕なんか毎日職務質問されていて、明らかに今までより取り締まりがきつくなっていることを実感します。神戸で起きた銃撃事件関連できつくなっているということも考えられますが、秋には六代目山口組の高山清司若頭の出所（現在、東京・府中刑務所に服役）もある。こういうバタバタした期間においては、ヤクザも事件を起こすけれども、もっと身軽に動ける僕ら“半グレ”が事件を起こす可能性の方が高い。だから、何か大事件が起きる前に半グレを捕まえろみたいな感じになっていますね」

――“半グレ”の権力構造が凄く分かりにくくなっていますが？

「それは暴排条例で“半グレ”も規制対象になったから、なるべく目立たないようにバラバラで活動しているからでしょうね。それまではお揃いのTシャツ着て、アメ村やミナミを闊歩できたのですが、もうそれもできないから地下に潜るか、全国に散るしかないですよね。僕も今、千葉にいますが、関東で色々なシノギを経て、大阪に戻るというのが1つのパターンですかね」

　たしかに、東京でも大阪の“半グレ”が逮捕され、存在が確認されている。果たして大阪の“半グレ”はどこに向かっているのであろうか。話しを聞いた限りでは、住みにくい大阪を離れている傾向もみられるのだが。