全人類ゾンビ化、アポカリプス間近か! すでに世界人口の3分の1が感染、ヤバすぎる寄生虫の最終目的は!?
2019.11.06 18:00
現在のところ、人間がネズミのように特定の行動を取るように完璧に操られることはないとのことだが、今後トキソプラズマが人間に特化して進化した場合は分からない。
また、特定の生物の行動を操る寄生虫は他にもいる。米・ライス大学の生物学者ケリー・ワイナースミス氏によると、ある寄生バチは他のハチの行動を完全に掌握してしまうという。
crypt gall waspと呼ばれるハチは、通常ブナの木の内部で成長し、最後は樹皮を食い破って外に出てくるが、幼虫の段階で寄生バチに卵を産み付けられると行動が変わってしまうそうだ。卵を産み付けられたハチは自分の体が外に出ないほど小さな穴しか空けず、顔を出したまま身動きが取れなくなってしまうという。そして、寄生バチの幼虫は動けなくなったcrypt gall waspを内部から食い荒らすのだ。
幸運なことに人間の行動を極端に変えてしまう寄生虫は現在のところ存在しないが、トキソプラズマ、あるいは他の寄生虫が、いつ何時、人間に猛威を振るうか分からない。常日頃から衛生面に気をつけて感染症に注意するに越したことはないだろう。
参考:「Express」、ほか
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