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豚の頭、大腿骨、トイレに豚足ドーン！延々と「肉屋」が続く韓国・馬場畜産物市場の様子がヤバすぎる！村田らむ）

2019.12.14 16:00 文・写真＝村田らむ

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豚の頭、大腿骨、トイレに豚足ドーン！延々と「肉屋」が続く韓国・馬場畜産物市場の様子がヤバすぎる！村田らむ）の画像4

　店頭には、部位ごとに分けられた肉が並んでいる。床にはハカリやザルが置かれ部位ごとの肉が積まれている。

　これは韓国の悪癖だと思うのだが、食材をよく床に置く。以前、行った居酒屋では豚足を茹でたのが、トイレの床にドーンと並べられていた。

　釜山の犬肉市場では、オリに入れられた犬たちの前に、バラバラになった犬の肉が並べられていた。不潔だし、犬が自分がどうなるか気づいちゃうからやめてほしい。床だけではなく鉄のフックがかけられ筋肉や内臓も吊るしてある。

　豚の頭、大腿骨など、日本のスーパーマーケットではあまり見ない部位も売られていた。

　せっかく美味しい肉を売ってるんだから買っていきたいところだが、ホテルでは調理ができない。残念である。

　皆さんも、「食べられないなら、行っても意味ないな～」と思ったかもしれない。そんな時には、馬場畜産物市場の隣にある馬場洞焼肉横丁に行こう!

　狭い範囲に30軒ほどの焼肉屋がギュウギュウと並んでいる。日本人観光客向けのお店も多く看板には『おいしい焼肉』、『いらっしゃいませ』などと書かれて入りやすい。もちろん、食材の肉は市場から仕入れた新鮮な肉である。値段もリーズナブルだ。

　僕も適当な一軒に入ってみた。よく分からなかったので“牛肉セット２人前”を頼んでみると、おっそろしい量が運ばれてきた。皿に牛肉がどちゃっとてんこ盛りに載っている。

　目を丸くしていると、ちゃきちゃきしたおばちゃんがトングで肉を焼いてくれた。牛の脂とニンニクがジュウジュウと音を立てて煙を上げ食欲をそそる。

　歳をとって焼き肉が苦手になった人も多いと思う。僕もカルビや霜降りのステーキなどは何切れか食べると胃がもたれるようになってしまった。

　でも出てきた肉は赤身でサッパリしていて結構ドンドン入っていった。気がつけばあんなにたっぷり盛られていたのに、追加で頼む始末だった。

　腹をパンパンにして外に出た。すでに夜になっていた。市場がしまるのは早いが、焼肉横丁は23時くらいまでやっているそうだ。

　韓国旅行をしていて、焼き肉を食べたくなったら、ぜひ『馬場洞焼肉横丁』に行ってみよう!!