脳を健康にする最強エッセンシャルオイル16選！ アロマテラピーは実際に大脳辺縁系に作用、疑似科学ではない！

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■エッセンシャルオイルの注意点

　しかし、エッセンシャルオイルには注意点もある。

●品質

　評判の良い製造元のオーガニックオイルが最適である。有害反応の可能性を減らすために、純粋でオーガニックの本物のオイルが必要なのである。

●エッセンシャルオイルの希釈

　アルデヒドおよびフェノールが豊富なエッセンシャルオイルは、アーモンド、ココナッツ、アボカドなどのキャリアオイルで希釈する必要がある。刺激の強いオイルを他のオイルと混合してブレンドを作成すると、有害反応を減らすことができる。

●使い方

　エッセンシャルオイルは希釈して皮膚に塗布するか、空気中に散布して使うことになる。いくつかのエッセンシャルオイルは摂取することも可能だが、資格のあるセラピストなどの助力がない限り、オイルの体内摂取はお勧めできない。

　ほとんどのエッセンシャルオイルとキャリアオイル（またはベースオイル）のブレンドは1～5％の希釈であり、通常は安全性の懸念はまずない。しかし濃度が高くなると、個々のエッセンシャルオイルに応じて、人それぞれの皮膚反応が起こる場合があるので、自分の体質に合っていないエッセンシャルオイルを早急に特定するなどの予防策を講じることが求められる。

●効き方は人それぞれ

　特定のオイルは、ある人にリラクゼーションをもたらし、別の人には反対の反応を引き起こす可能性がある。我々はすべて個別の生物学的存在なのだ。ブタクサなど特定のアレルギーを持っている人は、エッセンシャルオイルに対しても同様のアレルギー反応がある可能性に注意する必要がある。

●年齢

　乳幼児や幼児は、エッセンシャルオイルに敏感に反応する場合がある。特定のオイルは使用を避けるか、かなり薄く希釈するか、知識のある専門家の指導の下で使用する必要がある。幼児だけでなく高齢者もまた注意が求められている。

　またペットのいる部屋でのアロマテラピーには細心の注意が必要であるという。多くの動物にとってエッセンシャルオイルの刺激は強すぎて病気になったり、死んだりすることさえあり得るということだ。

　アロマテラピーにおいては、エッセンシャルオイルを知り、自分の身体を知ることで工夫しながら自発的に編み出していく民間療法ということにもなるのだろう。新年を機にメンタルの健康に特にメリットのあるエッセンシャルオイルを試してみてもいいのかもしれない。

参考：「Sott.net」、ほか

文＝仲田しんじ

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