AirbnbのAIは「宿泊者がサイコパスかどうか見分けられる」と判明! ユーザーの暗黒面を完全把握、行動予測も… 管理社会の最先端!
世界最大の民泊サイトのAirbnb(エアビーアンドビー)は現在、AI(人工知能)を導入している。このAIは利用者の性格特性までお見通しであるというから不気味だ。
■宿泊希望客がAIによって人物評価される時代
昨今のインバウンド需要増を受けて日本でも着実に利用が拡大しているAirbnbだが、実のところ同社はさまざまなベンチャー企業を買収してサービスの拡充を図っている。
その中でもAirbnbが2017年に買収した「Trooly」は身元調査を行うスタートアップ企業で、AIを活用してオンライン上の人物情報を収集し、当該人物の性格特性まで見極めるという。そしてAirbnbはこの技術を部屋の提供者を守るためにゲストの人物評価に用いている。
特性分析(trait analyser)と呼ばれるこのAIは、ターゲットの人物の情報をオンラインで収集し、信用度、適合性、言動と性格の特性を導き出すという。部屋の提供者(ホスト)は、予約しようとしているユーザーがどんな人物なのかあらかじめ知ることができるのである。
技術特許によれば、ソフトウェアを展開して、ソーシャルメディアを含むサイトをスキャンし、通常の信用度とIDチェックに加え、ネット上の言動の誠実性と開放性を検分し、ネガティブな性格特性である神経症傾向や、犯罪者傾向、さらにナルシシズム、マキャヴェリズム、サイコパシーという悪の気質である“ダークトライアド”の特性についても高い精度で予測が可能であるという。
AIはさらに当該人物がネット上で別の人格に成りすましているケースがあるか、あるいはネガティブな言動を行ったことがあるかどうか、さらにはアルコールや薬物、ポルノなどとどの程度深く関わっているのかを割り出すということだ。
こうして収集された情報は機械学習によって関連付けられて「人物グラフ」が作られ、この人物がオフラインでどのように行動するのかを予測することが可能になり、最終的に宿泊に適している人物であるかどうか、その“適合度”が算出されるのだ。宿泊希望客が、AIによって人物評価される時代が到来したと言えそうだ。
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2024.10.02 20:00心霊AirbnbのAIは「宿泊者がサイコパスかどうか見分けられる」と判明! ユーザーの暗黒面を完全把握、行動予測も… 管理社会の最先端!のページです。サイコパス、仲田しんじ、人工知能、ホテル、民泊、Airbnb、旅行客、ゲストハウス、宿泊予約などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで