おそロシア発! ギザギザの唇「ウェービー・リップ」が最新ビューティートレンド
おそロシア発! ギザギザの唇「ウェービー・リップ」が最新ビューティートレンド…別名「タコの吸口」女が増殖!?
あのロシアから、またしてもお騒がせなニュースが届いた――。
■唇のプチ整形「ウェービー・リップ」
この世に、かなり特異な美意識を持つ女性が存在することを認めなくてはならない。彼女たちは「わたしってゴージャス!」などと自尊心が満たされさえすれば、なんでもする気なのだ。人体改造さえ辞さない。こうして「ウェービー・リップ」は登場した。
別名「悪魔のくちびる」または「タコの吸口」など、上唇の外縁にフィラーを注入し、波打つように形づくるプチ整形が、最近インスタグラムを賑わしている。

この妖しい艶めかしさをもつ美容法が、いつどうやって始まったかは定かではない。一説では、ロシア人形成外科医エメリアン・ブラウード氏が発案者だと主張しているようだが。
確かに、この風変わりなビューティートレンドは、ロシアが世界中で最も加熱しているのだが、皮肉なことに、同国のSNSでは炎上も半端ないようだ。また、一部の整形外科医はこの花弁のように愛くるしい輪郭に疑惑の目を向けている。
「解剖学的に申し上げて、このような変形は不可能です」と話すのは、クリスティーナ・ウィルチンスキ博士だ。彼女はイギリスのWEBマガジン「Dazed Beauty」で苦言を呈している。
「唇の血色を強調することで、リップラインをシャープに見せることはできますが、この『悪魔のくちびる』は不自然すぎます。フィラーを不適切に注入すれば血管が詰まり、組織は壊死することがあるのですが、これは唇の周りにある血管にフィラーを乱用した結果ではないでしょうか」(クリスティーナ・ウィルチンスキ博士)

■専門家「バカなマネはやめて」
もちろん、中には「フォトショップでリップを波立たせちゃいました!」というおちゃめさんもいるかもしれない。簡単に加工できるテクニックだからだ。また、メイクでもある程度は盛れるらしい。しかし、問題はオンラインで出回っている写真を鵜呑みにした結果、自分の唇にフィラーを試そうとする少女たちがいないとは限らないことだろう。
「バカなマネはやめて」とインスタグラムを通じて、若い女の子たちに注意喚起するのはビューティー・インフルエンサーのニーラム・ホームズ氏だ。一度施術してしまえば、元の状態に戻せるかどうかもわからないシロモノで、やがてリップラインは崩れ、長期的なダメージを引き起こしかねないという。
ネット上では「なかなかクール」とサムアップするコメントも散見されるが、「就活にその唇で行ってみ」と手厳しいものから「キモッ、まるで猫の肛門!」と吐き捨てる者もいた。
この姿を美しいと捉えるか、グロテスクと捉えるか、人それぞれだろう。だが、一時のはやりに乗るだけなら早まらないでほしい。パンパンに腫れ上がった波立つフィラー唇と、50を過ぎて片時も離れられないなんて悪夢でしかない。

参考:「Oddity Central」ほか
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