「Qアノン信者」が凶悪事件を次々起こす緊急事態! “陰謀論の現実化”に駆り立てられ… 米国内で一大勢力に台頭!

「Qアノン信者」は親トランプ大統領であり、また陰謀論を信じる人々のグループだ。2017年後半に、「トランプは民主党の悪魔小児性愛者たちと戦っている」と主張する「Q」なる人物が、匿名掲示板に現れたことから始まる――。

■米国で台頭する「Qアノン信者」

「Q」なる人物は初めは「妄想家」とあざ笑われていたが、最近は信者を増やし、米国中間選挙でトランプ氏の有力支持グループの1つと言っても差し支えがないほど、勢力を伸ばしている。

 一方FBIは、Qアノン集団を潜在的な米国内テロの脅威と見なして警戒している。Qアノン信者は、ピザゲート陰謀説(2016年米国大統領選挙の期間中に広まった政府関係者が人身売買や児童性的虐待に関与しているという陰謀論)が拡散する中で、児童保護局は、「影の政府」と手を組む小児性愛者サークルのための狩猟場だと主張している。

 昨年の終わり、米コロラド州に住むQアノン信者のシンシア・アブカグ(50歳)は、自分の息子の誘拐計画を他の信者と共に企てた罪で逮捕された。彼女の息子は児童福祉当局によって、アブカグの元から引き離されており、暴力によって息子の奪還を企てたのだ。

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シンシア・アブカグ 「NBC News」の記事より

 彼女は息子の親権をめぐり、州の児童福祉部と争う中で、陰謀論を深く信じるようになったといわれる。アブカグの逮捕後の供述書によれば、アブカグは「襲撃中に人々が負傷する」と主張し、その相手は「悪魔崇拝者」であり「小児性愛者」であると述べている。

 アブカグは昨年6月、Qアノンが提携するYouTubeチャンネルに出演し、「児童福祉局は、人身売買の最前線だ」と語っている。彼女は、Qアノン信者や周辺活動家の間でそれなりに有名人だったのだ。

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「Daily Beast」の記事より

 コロラド州パーカーの警察は、アブカグの娘から、母親はQアノン信者で、他のQアノン信者と「襲撃」について話し合っているという証言を入手した。その証言によると、アブカグは襲撃に用いる銃を入手し、Qアノン信者と襲撃計画のためにしばしば会っていた。

 こうした情報に基づき、警察はアブカグの自宅を捜索したところ、Qアノンのウェブサイトを宣伝する青いブレスレットや、Qアノンのツイッターポスター等、Qアノン関連の品を見つけたのだ。

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