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■カルサネ「400年越しの聖書的な出来事が2020年に起こる」
ほかにも神の怒りを恐れる多くの霊能者と神秘主義者が世界最終戦争・ハルマゲドンについて言及しているのである。
1990年代にフロリダの刑務所で聖職者に任命された重罪人のビンセント・カルサネは2020年に何らかの“天国との出会い”が起こると予測している。
彼の推論は、聖書にある一連の「手がかり」の解釈に基づいている。アメリカ合衆国は、入植地ジェームズタウンから始まったが、同地は1603年にイングランドとアイルランドの支配者となったジェームズ1世にちなんで名付けられた。
そこで「マタイの福音書」16章3節(つまり“1603”)を参照すると、「時のしるし(signs of the times)」の文言が含まれている。時のしるしは天からのメッセージであり、サタンのシンボルとしての五芒星を示しているという。カルサネはこの五芒星は米国防総省・ペンタゴンの施設を意味すると解釈している。
彼はまた、アルファベットの20番目の文字であるTは十字架を表していると説明している。一部の聖職者は正装の衣服の両方の襟に十字架を着けていることから、2つの“20”、つまり2020年を意味しているという。
そして「ヨハネによる福音書」の20章20節(つまり2020)を参照すると、弟子たちが主の幻を見ていることが描写されている。
カルサネは、元のアメリカの巡礼者の大部分が、ちょうど400年前のメイフラワー号で1620年に到着したと考えている。この400年の年月の中で実現していない聖書的な出来事が2020年に起こることを確信しているということだ。
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