「イスラム国」勢力が日本人捕虜殺害時の「2倍」に急増中! 米軍シリア撤退が影響… 世界中でテロ連発か!?
世界が新型コロナウイルスに忙殺されている現在、虎視眈々と闇の中から甦りを狙う者たちがいる。あの狂暴なテロ集団ISISである。
■ISISは現在も2万人の戦闘員を擁している!?
ISISは、2013年に「イスラム国」樹立を一方的に発表。その時、ISISは10万人の戦闘員を擁していた。その翌年の2014年、ISISはイラクとシリアでテロ攻撃を開始し、アレッポからバグダッドの郊外まで広がる巨大な領土を短期間のうちに占領した。
イラク第2の都市モスルの占領と、バグダディによるカリフ制の宣言により、彼らはあっという間に、アルカイダの分裂グループから世界で最悪のテログループへと上り詰めたのだ。そして2015年には、記憶から消すことのできないISISによる2名の日本人人質殺害事件が起きている。
ISISを掃討すべく、2014年に米国はイラクとシリアで爆撃を開始、クルド人地上部隊を支援し始めた。翌年からISISは劣勢に転じ、シリアのアレッポから追放された。そして、ISISとの長い戦いの末、2017年にはイラクの最後の拠点であるモスルが奪還され、2019年には、米軍による急襲作戦でISISのリーダー、バグダディが殺害される。ISISの最後の砦、シリアのバグスがクルド軍によって制圧されるとテログループはばらばらに散った。
しかし今年2月、イラクのクルディスタン自治区首相マスロール・バルザニ氏は、「ISISが再び戻ってくる可能性が非常に高い」と国際ニュース専門チャンネル「フランス24」との独占インタビューで警告している。バルザニ首相は、シリアから米軍を撤退させるトランプ大統領の決定について、大いなる疑問を呈した。
トランプ米大統領はツイッターで、既にISISを打倒したとの認識を示してきた。だがある高官は、ISISの資金源や武器、潜伏先の提供者を含むネットワーク全体はいまだに活動中だと主張する。
一方、バルザニ首相の情報はこうだ。ISISは現在もイラクとシリアに2万人の戦闘員を擁し、その数は、2014年に地域全体の領土を占領し始めた時の倍に膨れ上がっているというのだ。米中央軍のボーテル司令官も、ISISには戦闘員がまだ2万~3万人残っているとの見解を示している。国連も昨年8月、同様の報告書を提出していた。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「イスラム国」勢力が日本人捕虜殺害時の「2倍」に急増中! 米軍シリア撤退が影響… 世界中でテロ連発か!?のページです。テロ、シリア、中東、イラク、三橋ココ、ISIS、戦闘員、反米、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで