新型コロナウイルスに命ず! 溶けよ、崩壊せよ、死ね、呪われよ!「キリスト教福音派のコロナ対策」徹底解説!
――さらにヤバい牧師がいるんですか?
(神ノ國ヲ) 読者諸賢ならばご存知でしょう。ロドニー・ハワード・ブラウン牧師です。2017年、トランプ大統領に「按手(あんしゅ)」した福音派牧師の一人です。按手とは、古代より伝わるキリスト教の儀式で、手を置いて祝福し、聖霊の力を継承させるものです。このブラウン牧師は、アメリカでは「極右勢力」としても有名な人物です。彼は南アフリカで生まれ育ち、1989年に家族と一緒に米国に移住しています。ブラウン牧師のリバー教会は、天使や神の言語といわれる「異言」での会話、また集会参加者が、突然笑い始める「聖笑」現象で知られた牧師です。2015年前後の「ジカ熱」も癒せると主張していました。
このブラウン牧師は「フロリダ州もアメリカ国家自体も癒す!」「教会が閉じるのは空中携挙(くうちゅうけいきょ、キリスト再臨時に信者が空中に浮上する現象)の時だけだ!」と公言し、3月15日の礼拝では、教会閉鎖に対抗して、参列者に握手するように求めています。
このほか、ルイジアナ州でも政府指示を無視したトニースペル牧師が警察から警告を受けています。同牧師は、祈りによって「ガンとHIVを癒す!」と主張している人物です。
――今後どうなるのでしょう?
(神ノ國ヲ) 実は、いまアメリカでは「教会が政府指示に従うか否か」で、憲法論争にまで発展しています。「信教/良心の自由」「集会の自由」「表現の自由」の問題です。とくに、「宗教的な集会」に関する米国「憲法修正第1条」の解釈が議論となっています。戒厳令まで遠くない気がしますし、一触即発の状態です。米国では「陰謀論」も流行っていますが、著名牧師たちの動向を見る限り、彼らはむしろ「感染拡大」に寄与しています。
韓国カルト「新天地」の事例もありました。果たして、パンデミックに潜む「悪霊」とは、何を意味するのでしょうか。「集団免疫」を目指すという説もありますが、聖書において「悪霊」の別名は「レギオン:大勢」なのです。もはや手遅れの段階に来ているのかもしれません。
参考:「The Daily Beast」、「The Washington Post」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊新型コロナウイルスに命ず! 溶けよ、崩壊せよ、死ね、呪われよ!「キリスト教福音派のコロナ対策」徹底解説!のページです。アメリカ、キリスト教、福音派、新型肺炎、新型コロナウイルス、COVID-19、ケネス・コープランド牧師などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで