安倍政権のネット工作疑惑「ランサーズ」を調査! 政府に都合のよい投稿を書く“闇求人”は存在するのか?
「弊社では安心安全の取り組みとしてステルスマーケティングを禁止しております。不適切な依頼に関しては、依頼ガイドラインに沿って監視強化を行い、AI、および目視にて24時間の監視と不適切な依頼の削除、アカウント停止などの処置を行っております」
安倍首相との会食の目的については、
「複数の企業と共に意見交換する会にお声がけいただき、参加しました。その場での内容については、当社としてお答えする立場にありません」
と説明。そして、今後の対応に関しては、政治系の案件については掲載を中断し「特定政党に関するお仕事依頼および差別助長につながるお仕事依頼への対応強化を実施」するという方針を示した。
■機密保持契約を交わした者のみ雇われる?
今回、筆者はランサーズのサイトを調べ、新型コロナ絡みの案件について検索してみた。すると、「テレワークの注意点」、「アフターコロナを見据えたビジネス全般」などの執筆案件はあるが、官公庁や内閣府からの新型コロナ絡みの仕事はない…… と思っていたら、住所や顔写真で身分確認し、機密保持契約を交わした会員のみ閲覧可能な「限定公開」の執筆案件があるようだ。これがどのような案件なのか、自ら探るのはリスクがあるため断念。代わりにSNSで情報を募ったところ、ランサーズで募集されていた仕事に関する次のような2件のタレコミがあった。
1件目は、なんと「安倍総理のいいところがわかるエピソード」を800字以上で書く案件だ。ちなみに本件はネット上ですでに画像とともに拡散しているが、確認日は2019年11月16日。これはランサーズが現在「対応強化する」と主張する「特定政党に関するお仕事依頼」に当たる。そして2件目は、次の画像にあるように新型コロナについて「テレビの専門家の意見を聞いて、概要を投稿」する案件だ。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊安倍政権のネット工作疑惑「ランサーズ」を調査! 政府に都合のよい投稿を書く“闇求人”は存在するのか?のページです。安倍政権、疑惑、ライター、新型コロナウイルス、ランサーズ、ネット工作、フリーランスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで