超絶クリトリスペインティング、ビルに欲情…アートイベント「世田谷退去フェス」を直撃取材!

 今年1月1日から2月14日まで世田谷区自由が丘にある築ウン十年のビルで「世田谷退去フェス」というアートイベントが行われた。地上4階建てのビルに10名あまりのアーティストが集まり、建物の外観や部屋に思い思いの絵を描いた。中でも特に異彩を放っていたのが、画家の「水着栗トリス」(44)さんだ。彼女は、水着に着替えて出てくると、水着の中に手を入れてペインティングを始めた。

「もう今年に入ってから、全然眠れないんです。夜になるとパキッと目が覚めてしまうんですよ。そんなときにやることは、オナニーです。『クリクリクリクリ……』。やってイッてしまった後は、よく眠れるようになりました。女の身体って不思議ですよね。そんなときに思いついたのが『超絶クリトリスペインティング』です。オナニーをしながら描くんです。最近は、こればかりです。左指でクリを刺激して、右手で絵を描きます。実際やってみて分かったんですが、かなりいい絵が描けるんですよね。身も心も捧げちゃうからでしょう。今回は、もうすぐ取り壊されるビルに描きました。ぁぅん……」

「水着栗トリス」さん

「水着栗トリス」さんは、某駅徒歩7分のところにある、このビルに10年以上住んでいる。部屋は、4.5畳のメゾネットタイプ。ゴキブリもいる。たまにねずみもやって来る。衛生環境は、良好とは言えないが、雨風が部屋の中に入ってくることはない。安定感は抜群だ(笑)。周りが駐車場なので『音出し放題! 歌い放題!!』という最高の環境でもある。屋上部分には、共同洗濯置き場があるので、「そこから空と月と未来とUFOを見ていると、大都会にいることも忘れてしまう」と話す。ちなみに、彼女は、週5〜6でカレピとせくーすしているそうだ。このビルには、今まで愛してきた男たちとの想い出が詰まっているらしい。「ビル自体にも欲情してしまう」と言うのだから、どう考えても超変態だ(!!)。

 基本的に画家ではあるが、時々デザイナーでもあり、ミュージシャンでもあり、プロのパリピでもある「水着栗トリス」さんの良いところは、「誰にも憎まれない」というお得な性格。ストレートに言えば、「どんなオトコにも愛される」タイプだ。「軽いところ」が魅力でいつでも飲んでいる。今回、大家さんの同意のもと、外観も中も描き放題にしてもらった。

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