【トカナが本気出します】「UFO」映像3本、米国防総省正式認定問題の全真相! 某国諜報機関関係者・緊急インタビュー
今年4月末、米国防総省が突如として3件のUFO映像を公開した。この裏に一体何が隠されているのか? 編集部では某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤に緊急インタビューを行なった。
──4月28日、3件のUFO映像を突然米国防総省が公開しましたが、なぜこの時期にこの件を認めたんですか?
ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ) はっきりしているのは「コロナだから」という理由ではないですね。コロナの話題を消すためにUFOということではないです。基本的には官僚的な仕事の流れの中で、たまたまこの時期の公開になったということでしょうね。ただし、それだけではない状況が、今のアメリカにはあるんです。
まず、UFOに関するファイルは「Classified」——すべて機密情報なんですけど、今回公開された映像はすべて「Unclassified」、つまり機密情報じゃないんですよ。「Declassified」とも書いてないので、機密指定から解いて公開したということでもない。それに今回公開された映像自体はすでにインターネットなどで出回っていたものなんです。
──そうなると、ますます不思議ですよね。すでに巷に出回っている機密でもなんでもないファイルをなぜいまになって国防総省は追認したんですか?
ジェームズ これは追認したわけではなく、正式な手続きを踏んで公開したということです。この“正式な手続きを踏んだ”ことが重要なんですね、今回の場合は。
それには理由があって、今年の3月末、アメリカの原子力空母セオドア・ルーズベルト内でコロナウィルスの感染が広がって、空母の艦長のブレット・クロージャーがこのままでは空母のオペレーションができないので、すぐに退艦勧告を出してほしいと海軍の上司に要請したんです。ところが、この要請を暗号通信も使わずにごく普通のメールで送ったところ、どういうわけか、サンフランシスコ・クロニクルという新聞社にも転送されてしまって、それが記事になってしまったんです。
結果、クロージャー艦長は解任されてしまったんですが、世論は艦長寄りなんですよ。艦長のメールには「我々はいま戦争状態ではない。兵士たちがいま死ぬ必要があるのか」といった言葉もあって、艦内の緊迫した状況がわかるんですよ。「クロージャー艦長は自分の地位よりも、4000人の乗組員の命を優先した。彼は英雄だ」というのが今のアメリカの世論ですよね。
──ということは、サンフランシスコ・クロニクルに誤って転送されたのは艦長側のリークかもしれないんですね。なかなか動かない上層部をプッシュする意味もあって。
ジェームズ 解任の理由が「Unclassifiedな情報を含む文書を米軍上層部以外の20、30人に送った」ということですからね。で、ここで重要なのが「Unclassifiedな情報の漏洩」なんですね。機密じゃないから漏洩してもいいかと言ったら、そんなことはないわけですよ、米軍の情報なんだから。でも、現実には漏らしている人がいて、それが原子力空母の艦長だということは大問題なんですよ。その一方で、マスコミは艦長の勇気ある行動が英雄的だと。自分の立場よりも乗員の安全を優先させた艦長を解任する米軍はなんだと、物凄く批判されていたんですね。
そんな中で、第2の漏洩が起きるんです。モドリー海軍長官代行が、艦長解任に関する説明を空母ルーズベルトの乗組員に向けてしたんですが、その中で、「クロージャー艦長は空母の指揮官としては、あまりにも世間知らずか、愚か者だ」と批判したんですね。この録音がまたもやマスコミにリークされて米世論は沸騰して、今度はモドリー海軍長官代行が辞任に追いやられたんです(苦笑)。
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