縄文の文様は「死と再生」のシンボル!? 縄文を現代人の全身タトゥーとして再現する驚きの書とは?
■全身に縄文タトゥーを施したモデルは30人以上!
――本書のメインとなったプロジェクト『縄文族 JOMON TRIBE』の企画について聞かせてください。
ケロッピー 『縄文族 JOMON TRIBE』は、フォトグラファーとしての僕が托さんと立ち上げた縄文時代のタトゥー復興プロジェクトです。本のタイトルにもなっていますが、「縄文時代にタトゥーはあったのか」という古代の謎に、現代人の身体に縄文を彫り込むことで挑んでいます。2015年に始動して、翌年に国内で最初の個展、2017年にはドイツのフランクフルト美術大学HfGで展示、2019年には国内で2回となる個展を開催しています。
――僕も2016年の日本の展示は拝見しました。本の表紙にもなっていますが、全身に美しい文様が彫られています。このモデルさんたちは普段は何をしている方たちなんでしょうか?
ケロッピー このアートプロジェクトのコンセプトに賛同して、応募してくれた方々ですね。自営業の方もいれば、会社に勤めている方もいます。縄文タトゥーは全身に施すので、すでにタトゥーが入っている方より、縄文タトゥーと出会ったことがキッカケで真っ新な身体で飛び込んできてくれる方が多いんです。縄文タトゥーなら入れてみたいと強く思ってくれているところもポイントですね。
――いま、何人くらいのモデルがこのプロジェクトに関わっているのでしょうか?
ケロッピー タトゥーを彫るのは時間がかかるんです。週に1回から月に1、2回ほど通って背中全面で1年~1年半ほどかかります。現在は、国内で2回の個展をして、だいたい30人くらいを撮影しています。さらに10人ほどはタトゥー進行中です。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊縄文の文様は「死と再生」のシンボル!? 縄文を現代人の全身タトゥーとして再現する驚きの書とは?のページです。松本祐貴、ケロッピー前田、縄文タトゥー、縄文時代、タトゥーカルチャー、縄文時代にタトゥーはあったのかなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで