緊急事態宣言で「時間が急速に進む可能性」があるとガチ判明! 学者「時間はワープする」
ただ、逆にパンデミック後に時間を長く感じるようになった人もいる。何も誰もが家で退屈を持て余しているわけではないからだ。特に医療従事者の中には今まで以上に忙しくなった人もいるだろうし、休校のため育児が忙しくなった家庭もあるだろう。
一方、死ぬほどの退屈を感じている人にとって、今回のパンデミックは「退屈や孤立に対処する方法を学ぶチャンス」であると心理学者のマーク・ウィットマンは指摘している。一人でいることに対処するのが難しい場合は、目標を持つことが有効とのことだ。たとえば、いつもより多く運動することを目標にしたり、定期的に部屋の掃除をすることを目標にしたりすると、ストレスが和らぐという。
また週末には「午後の映画クラブ」や「金曜日のハッピーアワー」をスケジュールすることで、平日との差別化を図ることも有効とのことだ。また、普段は見過ごしがちな物事の細部に注意することで時間の流れから解放されるという。お茶の湯気の立ち方や窓から見える木々の動きに集中してみるのも良いだろう。
このように、日々の生活にちょっとした工夫を加えることで退屈な自宅での時間を有意義なものに変えていくことができるかもしれない。ぜひお試し頂きたい。
参考:「Los Angeles Times」、ほか
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