クシュナーが「666ビル」を一族の財産を削り、中国に身売りしてまでも維持したがった理由とは? 獣の数字に異常執着

画像は「Express」より

 ドナルド・トランプ米大統領の娘婿であり、大統領上級顧問という役職にありながら、存在感の希薄なジャレッド・クシュナー。彼は一体何者なのか?

 クシュナーの本業は不動産開発企業クシュナー・カンパニーズの経営だ。創業者である父が2004年に脱税などで2年間の実刑判決を受けたことで、当時25歳だったクシュナーが経営を引き継いだ。敏腕で鳴らしたが、2006年のある“買い物”が原因で会社を倒産の危機に陥れてしまう。

 2006年にマンハッタン5番街666番地の41階建て高層ビル「666フィフスアベニュー」、通称“666ビル”を18億ドルで購入したのだ。これは単一のビル購入としては米国史上最高額である。当時、不動産価格が高騰している中、かなり思い切った買い物だった。

 ところで、この666という数字。トカナ読者には馴染み深い数字だろう。そう、悪魔の数字とも獣の数字とも言われる、アンチキリストを意味する数字なのだ。実はクシュナーは、正統派ユダヤ教のユダヤ人であり、英紙「Express」(2019年12月19日付)は悪魔崇拝者だと指摘している。

 ジェフリー・エプスタインの事件に代表されるように、世界のグローバルエリートたちが、ペイガニズム信仰者、つまりアンチキリストであることは某国諜報機関関係者でトカナ寄稿者のジェームズ斉藤氏も指摘している通りだ。並外れた“大金持ち”であるクシュナーも、悪魔崇拝グループを通して華麗な人脈を築いていったことは間違いないだろう。

 それにしても、わざわざ666ビルを購入する自己顕示欲は異常だ。大金をつぎ込みこのビルを購入したのは、若くして大企業の経営を任されたクシュナーが、その力を周囲のグローバルエリートたちに見せつけるためだったのかもしれない。

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