「麻雀か…この話は長くなるぞ」ガッポリ建設・小堀が“賭博の底辺”を暴露! プロ野球選手がヤクザや薬物に絡む深~いワケも
「BもAもたぶん一緒なんだけど、俺らの世代って、田舎で一番モテるのは不良なんだよ。その次が野球選手なんだけど、やっぱりモテたいから不良とくっつく。それが大人になったら、ヤクザとくっつくってだけでね」
――そう考えるとわかりやすいですね。
「だからクスリに近づいちゃうのも当然だよな」
――確かに、清原も晩年は見た目からしてホンモノ感エグかったからですね。
「でもな、オレの考えで言っちゃうと、清原とか江夏(豊)の、あの重圧をオマエら味わったことあんのかって思うんだよね。巨人の4番でのプレッシャーであんだけ叩かれてね。でも日本シリーズで松坂からすんごいデカいホームラン打って(2002年)、オレらに夢を見せてくれた。そりゃ、しょうがないよ」
――巨人も西武も日本野球も、清原で鬼のように稼いだでしょうから、今後はなんとかしてほしいですよね。
「そりゃそうだよ、オリックスだって清原の引退の1日で売れたグッズが、その他の選手の1年分だったっていうからね。オリックスにだってそれだけのことしてるんですよ」
――それは凄い経済効果ですね。
「これ不思議なんだけど、オレも18歳の時には今の実力あったのよ」
――いきなり自分の話ですか!?
「おう、なんか振られたら全部ボケで返せるし。極端な話、落語の時も今よりおもしろかったかもしれない」
――ガッポリ建設結成前の、三遊亭ぐん丈時代ですね?
「なんでもすぐ返せるから、一門にテレビが来た時も全部俺が出てたよ。師匠の三遊亭円丈も“オマエ絶対売れるよ”って言ってたしね。(春風亭)小朝師匠も、オレのスタート時を見て、“この子これからどれくらいいくんだろう?”って思っただろうね。(柳家)小さん師匠も、“ぐん丈は(林家)三平兄さんみたいになる”って言ってくれたんだよ。そうしたらそのまんま。鳩が死ぬくらい経っても何も変わらない(笑)。みんなが投げ込んでる時に、オレは雀荘行って点棒投げてただけだからな」
――さすが元噺家、上手いこと言いますね……。
「うるせえよ、まあ、だから俺には清原の気持ちがわかるのよ」
――そこ戻りますか!
「清原も1年目でホームラン30本だろ?(31本/1986年) 素質凄かったんだから、そりゃ練習しないよ。オレだって小朝師匠に“キミみたいに最初からオリジナルで20分できて、そこそこウケるって子は今までの落語界にいない”って言われちゃったんだから」
――落語会的には「清原がきた!」って思ったんでしょうね。
「そりゃそうだよ! 1年目からいきなり小朝師匠にハマって、独演会の前座は全部オレ。それだけで3万、いい時は5万も貰っていきなり月50万稼いでたんだから。小朝師匠に“ぐん丈くんは、本を読みなさい”って言われて“ハイ!”って言うんだけど、その足で雀荘に直行。捨て牌のスジを読んでたからな」
――あー(笑)。
「麻雀屋と演芸場の往復。ただね、まあシャブも賭博もそうだけど、別に誰に迷惑かけたんだよって思うけどな」
――基本的に被害者はいない犯罪ですからね。
「まあ、黒川師匠の場合は時期が悪かったよな。でもニュースで見たらご祝儀が5,900万円も出るらしいから、ちょっくら金借りにいかねえとな」
――それ退職金ですよ……。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「麻雀か…この話は長くなるぞ」ガッポリ建設・小堀が“賭博の底辺”を暴露! プロ野球選手がヤクザや薬物に絡む深~いワケものページです。プロ野球、麻雀、ガッポリ建設、小堀敏夫、クズ芸人などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで