【未解決】セレブ金融ライターの“奇妙すぎる飛び降り自殺”事件! 謎の電話とメモ、消えた監視カメラ…
まず、14階建てのホテルの屋根に通じる階段に設置されているセキュリティカメラが、リベラの「自殺」した日に取り外されていたことだ。
もう1つは、屋根の角度を考えた時、リベラの遺体は隣接する建物の屋上から著しく離れた所に落下していて(13メートル)、人がそれほど遠くにジャンプできるものなのか、という疑問があった。そして隣の建物の屋根の上に、彼の靴と携帯電話が見つかったが、電話は全く壊れていなかった。
さらにリベラがいつもお守りのように身につけていたマネー・クリップがなくなっていたことも奇妙だった。リベラの遺体からは駐車券が見つかり、それは彼が失踪した日、この駐車場に車を停めたことを示していた。
そして彼の自宅のコンピューターには、奇妙で不可解なメモが貼られていた。それはタイプされていて、「兄弟姉妹」に宛てられており、フリーメーソン、映画、映画スター、映画監督などについて、無意味な単語やフレーズが書かれていた。それは基本的にとりとめのない、乱雑な書きなぐりで、誰にも理解できないことが書かれており、FBIはこのメモは書置きではないと判断した。
リベラの死には、自殺の兆候がなかった高所恐怖症の男性が、どのようにしてベルヴェデーレ・ホテルの隣のビルの最上部に登り、まるで走幅跳のように遠くまで飛べたのかという疑問が残った。
警察は正式に、リベラの死を自殺と断定したが、そこには多くの疑いが残る。リベラは何者かに殺害されたと周囲の人は感じていた。
妻アリソン・リベラによれば、夫がここ数日間、電話の音に飛びあがり、非常にナーバスに見えたという。またリベラが妻と外でランニングをしている時、見たことのない男を見てパニックになり、妻を急いで家に帰したと述べている。また別の時に、リベラの家の警報が鳴り、リベラはとても怯えていたという。このような態度は、普段のリベラとは非常に異なっていたということだ。
「彼は私が出かける時は、いつも付いてくるようになり、私に一人で外出をさせませんでした。夫はラテン系の大男で体もメンタルもマッチョだったのに、まるで人が変わったようでした」(アリソン)
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2024.10.02 20:00心霊【未解決】セレブ金融ライターの“奇妙すぎる飛び降り自殺”事件! 謎の電話とメモ、消えた監視カメラ…のページです。殺人、自殺、三橋ココ、偽装、飛び降り、汚職などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで