【明日まで!】寿司屋とギャラリーの奇妙な融合「パープルーム」に潜入取材! コロナ禍が生んだ新しい地域アートの可能性
パープルームギャラリーは、画家の梅津さんを代表として運営されている美術私塾だ。そこには、コアメンバーだけでも5〜6人の塾生がいる。美術の世界でもよく知られていて、塾生もさまざまなところで活躍している。ちなみに授業料は最高で月2万円。私塾を始めてから約7年、ギャラリーをオープンしてから1年半ほど経つ。
「本当に梅津さんを始めとしてパープルームの皆さんには助けられています。1日3組しか入らないこともありましたが、そんなときに10人以上連れて来てくれるんです。もうここに来て37年目になりますが、こんな厳しいことは初めてです。3月なんかお客さんが半分くらいしか来ませんでしたね。駅から遠いところに店があるので、常連さんくらいしか来てくれません。こういうことが続くとやっていけませんよ」(みどり寿司店長:武ノ内恵二さん)
みどり寿司で食べるものはどれも美味しい。今が旬となっているアジやイワシはキラキラと輝いている。魚の厚みもかなりあり、穴子なんかは10センチを超えている。ネギトロも美味しい。儲けを度外視して握っている寿司は、特上でも2000円ポッキリ。そこには、満足以上の満足がある。
みどり寿司では、会計の際に「パープルストリートにおいでよ」というみどり色の冊子を手渡している。この冊子では、みどり寿司や横山台珈琲館、パープルームが紹介されている。美術家や美術愛好家だけではなく、一般の人たちの評判もいい。戦後最大の危機と言われる今、梅津さんを中心とするパープルームの活動は、今後も続けられる。
【イベント情報】
会期:2020.7.23-7.31(水曜日は休廊)
時間:15:00-20:00
場所:パープルームギャラリー
企画:パープルーム(梅津庸一)
協力:パープルーム予備校
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2024.10.02 20:00心霊【明日まで!】寿司屋とギャラリーの奇妙な融合「パープルーム」に潜入取材! コロナ禍が生んだ新しい地域アートの可能性のページです。パープルーム、みどり寿司などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで