【警告】ついに太陽黒点が激減「大極小期」に突入、まもなく巨大地震発生へ!! 過去データで相関確定、氷河期も併発で絶望的時代到来!
TOCANAでも既報の通り、我々は今、約350~400年の周期で増減する太陽黒点の大極小期、つまり太陽活動が停滞して太陽黒点数が最低になる期間に入ったという。筆者の研究によると太陽黒点数と大地震の発生数には相関関係があり、今後しばらくは大地震が多発する可能性があることを過去の地震データに基づき紹介する。
■太陽の大極小期
気象ニュース「The Watchers」(9月3日付)によると、英ノーザンブリア大学の数学・物理学・電子工学の専門家ヴァレンティナ・ザーコバ教授は、学術誌「Temperature」に発表した研究で、すでに太陽が大極小期(Grand Solar Minimum)に入ったことを示したという。
太陽活動は約11年周期で変動し、現在は太陽黒点数が最小になる期間に入っている。だが、さらに約350~400年の大周期が存在することをザーコバ教授は発見した。この大周期は今年2020年から始まり、2053年頃まで続くという。
前回の大周期は「マウンダー極小期(Maunder Minimum)」と呼ばれ、1645~1715年にかけて続いたが、この70年の間には、明確な11年周期が失われるほど黒点数が減少して「ミニ氷河期」とも呼ばれ、各地で河川が凍結したり、飢饉が頻繁に発生していた。
■黒点数と地震発生数
筆者は以前から、太陽黒点数の増減と大きな地震の発生数には相関関係があるのではないかと考えてきた。そして、太陽黒点の11年周期の谷間、つまり黒点数が最小になる時期に、大きな地震の数が増える傾向にあることがわかってきた。350~400年の大周期と地震発生数にも相関があるかどうか研究したいところだが、マウンダー極小期(1645~1715)の頃の大地震の統計データなどは存在しない。そのため、まずは20世紀以降の大地震データを解析する。
一般的に地震学の世界では、太陽黒点数と地震発生数の相関関係はあまり考えられていないようだ。そのような研究がなされても、否定的な結果となることが多い。例えば2013年には、アメリカ地質調査所(USGS)所属の研究者らが、大規模な地震と太陽活動におけるピークとのあいだにはいかなる関連性もみられなかったとする研究結果を発表した。その研究によれば、過去の世界の地震データを解析したところ、太陽活動が活発な期間でもそうでない期間でも、地震発生の頻度は同程度だったということがわかったという。
これに対して、太陽の黒点数と地震の発生数の相関関係を示唆する研究もある。このような可能性を最初に提唱したのはスイスの著名な天文学者ルドルフ・ウォルフで、1853年のことだった。また今年7月にオンラインジャーナル『Scientific Reports』に発表された論文でも、太陽活動と大地震の発生には相関関係があると結論している。具体的には、太陽が放出する陽子の数がピークに達した時点から24時間以内に、地球上でM5.6以上の地震が急増するという。
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