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【警告】ついに太陽黒点が激減「大極小期」に突入、まもなく巨大地震発生へ!! 過去データで相関確定、氷河期も併発で絶望的時代到来！

2020.10.01 14:00

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■相関関係が見えてきた

　このように、太陽の黒点と地震の関連については、肯定的・否定的と両方の研究結果が存在する。では、実際のところはどうなのか？筆者は独自に過去の地震データを解析して検討することにした。1900年以降に世界で発生したM7以上の地震発生数と太陽黒点数のグラフを重ね合わせて、何かしら相関関係が出てくるだろうかという狙いだったが、顕著な傾向は見れらなかった。

　そこで次は、日本周辺で起きた地震データを使用し、データ数を増やして統計的に有意な結果が出ることを期待し、M5.0以上の地震を抽出してみた。ちなみに赤字で記したのは、主に50人以上の死者が出た歴史的な被害地震を示す。過去60年間のデータを2分割のグラフにすると、まず後半部分では黒点数と地震数のピークがずれており、逆相関関係が現れているように思われる。つまり、11年周期で黒点数が最小の期間に、地震が多く起きる傾向が見えてきた。

　次に前半を見ると、地震数が少なくなり、ピークがわかりずらい。この地震データはアメリカ地質研究所（USGS）がWeb上で公開しているデータを使用しているが、20世紀前半の頃は現在のように多くの地震データを収集できていなかったせいだろう。

　それでも、関東地震、昭和三陸地震、昭和東南海地震といった歴史的被害地震が黒点数の谷間で起きているのがよくわかるだろう。

■緯度が関係あり

　では、最初に世界全体の地震データを使用した時には、なぜ顕著な傾向が現れなかったのだろうか。もしかすると、地震が起きる地点の緯度が関係あるのではないか？緯度が低くなり太陽から距離が近づくほど、つまり赤道に近い地域ほど、太陽活動の影響が現れやすいのではないか？

　そう仮定して、次に赤道直下の国で大地震が多発するインドネシアの地震データを使用して検証してみた。

　1900年以降にインドネシア付近で起きたM5.0以上の地震データを太陽黒点数と並べたグラフを作ったところ、まず後半部では図のようになり、太陽黒点と地震数の逆相関関係が、よく表れているように思われる。また、大きな被害地震の多くは、黒点数がピークを過ぎて下降している。だが、歴史的な被害地震の発生年は、日本の場合ほど顕著に谷間に集中していないようだが、これは何か別要因があるのかもしれない。