25年間小屋に閉じ込められた美女ブランシュ・モニエの悲惨な人生! 糞便、腐敗、大量ゴキブリに囲まれ「糞便愛好症」を発症し…
2020.10.16 10:00
事件発覚後、ルイーズは裁判にかけられる前に、自宅前に押し寄せた怒り狂う群衆を見た15日後に急死、マルセルは精神障害と鑑定され、また当時の法律に「救助の義務」が存在しなかったため、無罪放免となった。
その間にブランシュは肉体的な健康を取り戻したが、精神状態は回復しなかった。監禁中に統合失調症、コプロフィリア(糞便愛好症)、神経性食欲不振、認知能力の低下により、精神異常者と見なされ、1913年に亡くなるまで精神障害者施設で残りの日々を過ごしたという。
この事件をもとにした作家アンドレ・ジッドの小説『La Séquestrée de Poitiers(ポワレの監禁女性)』(1930年)は、のちに『狂気の歴史』、『監獄の誕生』を執筆することになる若きフーコーに大きな影響を与えたと言われている。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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