CIAとKGBを翻弄した女スパイが殺しまくる!! 金髪と血飛沫が舞うリュック・ベッソンの最新映画『ANNA/アナ』に脳がシビレて覚醒!

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画像は「PONY CANYON」より引用

『ニキータ』『レオン』『ジャンヌ・ダルク』『LUCY/ルーシー』など、戦う美女を主人公にした作品を数多く手がけてきたフランス人映画監督、リュック・ベッソン。そんな彼が今年、待望の最新作『ANNA/アナ』でコロナ禍に萎縮する全世界を奮い立たせるべく発破をかけてきた。もちろん、ジャンルは自身の真骨頂であるノンストップアクションエンターテイメント。この超大作のBlu-rayが先月発売され、改めて劇場に足を運べなかった映画ファンたちの歓喜と喝采が巻き起こっているようだ。トカナ編集部も早速入手して鑑賞したが、なるほど、たしかに脳が“シビレる”ほどの興奮がそこにあった。

【ストーリー】

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(C)2019 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋アナ。ファッションモデルやコールガールなどさまざまな顔を持つ彼女の最大の使命は、国家にとって危険な人物を消し去ることだった。アナは明晰な頭脳と身体能力を駆使し、国家間の争いをも左右する一流の暗殺者へと成長していく。そんな中、アメリカCIAの巧妙なワナにはめられ危機に陥ったアナは、さらに覚醒。KGBとCIAがともに脅威する究極の存在へと変貌していく。

――と、ここで読者から「ちょっと待って」とツッコミが入りそうだ。美しいヒロインが大暴れする、それって前のベッソン映画と同じ? CIAやらKGBやら、どこかで見たような設定…… そんな声が上がるのも頷ける。たしかにその通りだが、しかし、すべてが最高なのだ。超絶アクションの爽快感、練りに練った設定、テンポよく息をもつかせぬ展開など、流石ベッソンの“十八番”だけのことはある。彼の手にかかれば、ベタなテーマであろうが全ての要素が超一級に早変わり。では、ここからトカナ編集部がオススメする映画『ANNA/アナ』の鑑賞ポイントを3つ挙げていこう。

●ポイント1:とにかく美しいヒロイン

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 過去ベッソンに発掘された女優といえば、『レオン』のナタリー・ポートマンや『ジャンヌ・ダルク』のミラ・ジョボビッチなど、軒並み大ブレイクを遂げている。そして今作で戦うヒロイン・アナ役に抜擢されたのはロシア出身のスーパーモデル、サッシャ・ルス。抜群のスタイルと美貌もさることながら、暗殺者としての冷酷さに加えて(過去に起因する)悲しみを帯びた少女のような眼差しなど、圧倒的な存在感で魅せる。これならKGBとCIA、双方の男が落ちてしまうのも頷ける。今後の飛躍が約束された、新たなスターの誕生だ。

●ポイント2:ハンパなく激しいアクション

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 KGBエージェントであるアナは、高圧的な女上司オルガ(ヘレン・ミレン)から次々と困難な任務を与えられ、自らの命を危険に晒しながらも容赦なくターゲットを消し、スパイとしての成長を遂げていく。

 圧巻は、ギャング40人を約5分のうちに“皆殺し”にするレストランでのアクションだ。銃撃・肉弾戦はもちろん、イスや瓶で殴打し、割れた皿で斬り、血飛沫を浴びながらフォークとナイフで刺しまくる――。相当に生々しくエグい殺戮シーンなのだが、全ての流れが洗練され、グロテスクどころか華麗さが際立っている。実は撮影に先立ち、アナ役のサッシャ・ルスは約1年にわたりマーシャルアーツを学んだという。バレエ経験もあるという長い手足、そして格闘技の特訓、さらにベッソンの手腕が加わって、本作の随所で見られる“凄惨だが美しい”戦闘シーンとして結実している。

●ポイント3:一時も目を離せない衝撃展開

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 そして何より、本作のスリルに満ちたストーリー。鑑賞者の予想を爽快に裏切る展開の連続だ。

 表の顔はファッションモデル、裏では暗殺者として行動するアナは、やがてKGBとCIAの二重スパイの果てに成功率0%のミッションに巻き込まれていく。モデルとして女性と関係を持ち、KGBとCIAにはそれぞれ愛した男がいる。女上司オルガの怪しい動き、さらにアナが本当に渇望しているもの……と、複雑な人間模様が絶妙に交錯しながら、どんでん返しを経て一つの帰結へと向かう様は、まさにエンターテインメントのお手本と評したくなるほど。時系列を何度も移動し、伏線の展開・回収が頻繁に繰り返される表現手法も新鮮だ。

 もう一つ、映像配信サービス全盛の昨今ではあるが、この作品に関しては“必ず”Blu-rayで見るべきだとトカナ編集部は念を押しておく。というのも、特典映像としてキャストや監督へのロングインタビュー(18分)、劇場予告編のほか、34分にも及ぶメイキング映像が収録されているのだ。「マトリョーシカの秘密」と題したパートでは、モデルにスカウトされた時のアナがなぜマトリョーシカ売りの娘に扮していたのか、その真意が“とあるメタファー”であったことがベッソン自身の口から明かされる。「48着のコスチューム」「6日間のカーチェイス」では、美術スタッフたちによって本作の撮影がいかに緻密に、綿密な構想のもとで実現されたのか、鑑賞者のド肝を抜く映像美の背後にあるプロの仕事を知ることができる。さらには、アナの「サバイバル・スタイル」にまつわる意外な事実と、それらをサッシャ・ルスが並外れた気合で習得していった様子まで秘蔵映像とともに公開。本作の世界にどっぷり浸かるためには決して外せないコンテンツが満載だ。

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 セクシー美女・スパイ・暗殺・陰謀・エグい戦闘……と、このように映画『ANNA/アナ』にはトカナ読者が愛する要素がこれでもかと詰め込まれている。しかも、あらゆる要素が「戦うヒロイン」映画の第一人者リュック・ベッソン監督の桁違いの力量によって磨き上げられているのだ。年末年始は、この極上エンターテインメント体験が“新しいストレス解消様式”としてコロナ禍の鬱憤を晴らしてくれるはずだ。

 

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映画『ANNA/アナ』
Blu-ray 発売中!!/DVDレンタル中!!

PCXE.50969/¥4,700(本体)+税
分数 本編119分+映像特典54分
画面 1080p High Definition (シネマスコープ)
音声 ①オリジナル(英語) / Dolby True HD 5.1chサラウンド
   ②吹替(日本語)/ Dolby True HD 5.1chサラウンド
字幕 ①日本語字幕
   ②日本語吹替用字幕

★超豪華 特典映像収録!★

■メイキング
・マトリョーシカの秘密
・48着のコスチューム
・6日間のカーチェイス
・サバイバル・スタイル

■インタビュー
サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、ヘレン・ミレン、リュック・ベッソン監督

■劇場予告編

※PG12指定

商品詳細はこちら → https://movie-product.ponycanyon.co.jp/item092/

TOCANA編集部

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