マイナンバーカードの健康保険証利用! 日本経済の予言者2人の指摘的中「政府はマイナンバーで管理統一を目指す」「人類の奴隷化…」
新型コロナウイルスの感染拡大により、誰も予想しない世界が訪れた。「2020年代はこれまで叫ばれてきた様々な危機が現実化し、『日本が壊れる10年間』となる」と予測するのは未来予測と経営戦略立案の専門家であり、ボストンコンサルティンググループ等を経て、数々の大企業の戦略立案プロジェクトに従事する鈴木貴博氏だ。
2020年に発売された『日本経済 予言の書 2020年代、不安な未来の読み解き方』で、鈴木氏は、アフターコロナ経済と、その後に到来する「7つのショック」、そして「1つの希望」のを提示しているが、果たしてそれはオカルト的な”予言”で予測される未来と合致しているのか……。
そしてこの3月、マイナンバーカードの健康保険証利用が開始される。すでに4日から一部の医療機関でカードが健康保険証としても利用できるようになった。政府がマイナンバーカードとあらゆる個人情報の紐付けを推し進めているのは周知の事実であるが、その先に一体どんな社会が待っているのか?
トカナは、陰謀論やオカルトにも造詣が深く、ブログで世界経済ランキング1位を獲得した元外資系投資銀行勤務の玉蔵氏を招き、対談を決行した。今回はその記事を再掲する。
■今年の年末にかけて、経済は混乱する
――アフターコロナの世界、具体的にどのような変化が起きるのでしょうか。
鈴木貴博(以下、鈴木) やはり、これから消費が冷え込みそうですし、景気が悪くなるのではないかと私は心配しています。
玉蔵氏(以下、玉蔵) 同じく私も。ただ、本格的に冷え込むのは年末じゃないかと。
鈴木 やっぱり! 秋冬ですよね。少し変わった現象としては、最近無駄にお金を遣う人も増えてきたということです。主に僕と同じ50代で同世代なんですけど、コロナをきっかけに「自分が死ぬ」ということを改めて考えた人が多いみたいで。僕自身も、中森明菜のDVDを買ってしまいまして。
玉蔵 中森明菜……ですか。結構、古いですね(笑)
鈴木 ちょっとした覚悟を伴った消費が50代以降にみられているというのが、アフターコロナのひとつの変化だと思います。
玉蔵 そうしたある種の希望的予測もあるかもしれませんが、私は逆に、食糧なども手に入らないような時代が来ると予測しているので、次に来るのは物価の高騰。つまり、インフレだと思うんです。
鈴木 なるほど。食料不足が起きる未来もありえます。
玉蔵 だから私は今、一生懸命、畑作業などやっているんですよね。
鈴木 一般的にはこのままいくと、デフレが起きて物が売れなくなると予測されているのですが、一方で、コロナの影響で工場生産の長期停止化が起きたら、インフレになるなと。いずれにせよ、経済に混乱をきたすのは間違いない。
玉蔵 たとえば、私が住んでいる山梨や長野って、農家で暮らしている方も多いんですけど、労働者を雇う家は明らかに減り、農地の面積も狭まって、減反している状況です。そうすると、野菜の出荷量が減るので、結果的に値段は上がるんじゃないかと。
鈴木 実際、今でも野菜の値段は高いですよね。
玉蔵 ですからこれからの時代、自給自足ができる体制を一人ひとりが整えることは重要なタスクだと思います。都会の人ならば「食べられる野草」くらいは覚えておいた方がいいでしょうね。
鈴木 都会の人は、スーパーの棚から商品が消えた段階でパニックになりますからね。
玉蔵 まあ、本当に困ったら、長野にいる私が受け入れますよ。
鈴木 トカナの読者が皆行っちゃいますから、パニックになっちゃいますよ(笑)
玉蔵 ところで今後はコロナ→パンデミック→暴動……という流れの次には「民衆の中から、独裁的な人を誕生させよう」という風潮が生まれるはず。でも、そういう人が選ばれやすい社会の雰囲気は“作られたもの”ということです。
鈴木 ありえますね。一部の支配者層は“安定していない社会の方が、自分らの得になる”と考えているのは間違いありません。果たして新型コロナが偶然か仕組まれたのかは、陰謀論の中でも謎とされていますが、「コロナを利用しようと思っている層がいる」というのは、陰謀論の中でも頷ける話だと思います。
玉蔵 支配者層は、今のシステムを一度壊したかったのではないでしょうか。そうしないと、新しい社会を構築できないですから。だから、一回ぶっ壊しにかかっているのです。そして、彼らが目座すのはきつい監視社会でしょう。
■キツい管理社会の到来 アリババと中国共産党の闇とフリーメイソン
――本書でも、コロナ終息後、結果的に先進国の中で中国が経済的被害が少なく立ち直りも早いと評価されるはずとありました。そして、世界の先進国が中国のよいところ…デジタルチャイナを取り入れるという怖い予言が。
鈴木 そうですね。とにかく自由主義の先進国が社会主義国家よりもコロナで痛手を受けましたから、世界の政治家がより強い権力に関心をもつようになったのは、大きくて怖い変化です。そして僕は、世界がデジタルチャイナを模倣して、あまり嬉しくない管理社会が訪れる可能性を危惧しているんです。玉蔵さんとしては、それを狙っている人がいるということですね。
玉蔵 そういうことです。
鈴木 中国はデジタル監視社会を築いたことで犯罪率が低下するなど、うまくいってますからね…。
玉蔵 「天網」(AIを用いた顔認証テクノロジー。監視カメラのデジタル映像から個人を自動的に識別することができる)で全部管理していますしね。
鈴木 「天網」。英語で言うならスカイネットですから、映画「ターミネーター」から名前を拝借したといわれていますよね。機能としては、エドワード・スノーデンが告発した通信傍受システム「エシュロン」の中国版みたいな感じ。
玉蔵 そんな監視社会の中、江沢民の孫である江志成氏は中国大手企業の影の所有者だといわれている。アリババなんかもそうですね。
鈴木 アリババといえば面白い話があります。アリババって、ジャック・マーが創業したじゃないですか。中国の企業にも、日本同様に社長から役員というピラミッド構造があるわけですが、ある地点を境に、社長に続くラインと、中国共産党に続くラインの二股に分かれるんです。共産党トップとつながる別ラインができるんですね。つまり、一つの企業に二つのラインができているということです。そして、中国企業は成長とともにこの共産党ラインの力が強くなる傾向がある。ジャック・マーが追い出されたのもそうしたいきさつがあります。ですから、今後のアリババは完全に共産党の企業になると予想しますね。
玉蔵 多くの中国人が普段使いしているアリババグループの決済アプリ「アリペイ」のマスコットキャラクターは「一つ目」のありんこなのです。一つ目といえば、フリーメイソン。私としてはアリババも“完全に闇と繋がっている”という印象なんですよね。
鈴木 ははは、一つ目ですか!
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