ゴミ屋敷で暮らした「汚部屋女子の東大生」が超壮絶な部屋&勉強方法を完全暴露インタビュー! 「家に水平がなかった」
■極寒の自宅、ゴミの中にすべて吸い込まれる部屋
冬場、家が寒いから地下鉄のホームで勉強をしたそうだ。
「とにかく家が寒いんですよね。暖房はないですし、もちろん」
もちろん? そうか。ゴミ屋敷は暖房がつけられないのか。水平面がないからストーブも置けないのか。エアコンは?
「エアコンはあるんですが、ほこりがすごすぎて点ける勇気がない」
勇気にもいろいろあるな。冬は部屋の中でどうやって過ごしていたんです?
「外と同じ格好しているんですよ、コート着て。家の中、気温が4度」
それこそ机も何もないから字も書けないでしょう?
「高校生は若いので、立ってられるから」
立って勉強?
「計算はできないので、英語とか暗記科目ですね」
場所によって科目を選んでいたんだ。
「千代田線のホームだったんですが、すごくうるさいんですよ。大声で読み上げても誰にも聞こえない」
あとは図書館とか?
「ドトールはコーヒー1杯で12時間ぐらいいたことありますが、さすがに申し訳なくなってやめました」
参考書とかは買ってもらっていた? 買ってもらえない?
「母は自分が買いたいと思ったものは買ってくる人だったのですが、参考書はわからないから買えない。私にはお金は絶対に渡さない」
東大ですよ? せめて参考書はないと勝負にならないですよね。
「住んでいたマンションに、浪人生と思しき人がいて、ある時、その人が引っ越していくらしく受験参考書を束ねてゴミ捨て場に捨てる現場に遭遇したんですね。話したこともなかったけど、『それ、もらっていいですか…?』と聞いて、その本たちをありがたく持ち帰った」
ゴミになるはずの本をもらったのか。
「周りの人でどんどん新しい参考書を買ってる人をうらやましくも思ったけど、知らない人のお古を何度も反復して読んだことで最終的には合格できたので、参考書は持ってる量じゃないのかもなと思いました」
■汚部屋に負けない向学心
ゴミ屋敷での勉強は非常に難しい。机がないので布団を三つ折りにして机がわりにして勉強し、疲れたらその布団に挟まって寝たという。
「布団が机ほどには硬くないので、紙にたくさん穴があくし、平らでないので筆記用具がどんどん転がってなくなっていくし」
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2024.10.02 20:00心霊ゴミ屋敷で暮らした「汚部屋女子の東大生」が超壮絶な部屋&勉強方法を完全暴露インタビュー! 「家に水平がなかった」のページです。東大、ゴミ、サバイバル、漫画家、地下鉄、勉強、汚部屋、女子大生、ハミ山クリニカなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで