宇宙人による誘拐「エイリアン・アブダクション」とハーバード大学のガチ確執が流出! やはり宇宙人はいる!?
■ハーバード大学との軋轢で“異端審問”が行われていた
ブルーメンソール氏の新著『The Believer』で語られているもう1つの中心的な話は、マック博士のエイリアン・アブダクションへの関心が、彼とハーバード大学との間に深刻な軋轢を生みだし、学問の自由に関わる本質的な戦いに発展したことである。
ハーバード大学医学部の上層部は、マック博士がエイリアン・アブダクションの研究に熱を入れ過ぎていると語っていたという。そしてアブダクティーたちとの距離が近すぎているのも研究者として問題であると認識していたということだ。
そしてエイリアン・アブダクションに関するマック博士の最初の著書『Abduction: Human Encounters with Aliens』(1994年)をリリースし好評を博すと、大学上層部はマック博士をさらに快く思わなくなる。その後もエイリアン・アブダクションの話題でテレビ番組などにも多く出演するようになったマック博士に対し、大学側はアブダクティーとの関係や調査方法などについてサイエンスに則ったものであるのかを問いただしたのだった。
このマック博士の“異端審問”は著名な医学博士であるアーノルド・レルマン博士によって率いられ、科学者としてのマック博士の“資格”を問い、本人はもちろん同僚の研究者たちにもインタビューが行われるなど、長い月日が費やされたのだった。レルマン博士は「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の編集者であり、ハーバードで非常に高く評価されているリーダーであったが、エイリアン・アブダクションやUFOについては完全に懐疑的な立場を取る人物であった。
結局のところマック博士は免罪されたのだが、この“異端審問”のプロセスでおびただしい時間を犠牲にし、数百万ドルの弁護士費用を負担しなければならなかったという。
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2024.10.02 20:00心霊宇宙人による誘拐「エイリアン・アブダクション」とハーバード大学のガチ確執が流出! やはり宇宙人はいる!?のページです。UFO、仲田しんじ、エイリアン・アブダクション、ハーバード大学、アブダクティー、ジョン・マックなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで