「バチカンはダビデ王のDNAを発掘し、クローンを作ろうとしている」聖職者がバチカンの陰謀を告発!
ユダヤ教、キリスト教、さらにはイスラム教の聖地でもあるエルサレムの地下には、歴史的な遺跡の数々が眠っている。先日、イスラエルの違法建築を監視するNGO「レガビム」が、エルサレムの地下に許可なく建築されたトンネルが存在し、その工事で考古学的遺物を傷ついた可能性かあると市当局に訴えた。さらにこのトンネルについて、一部のラビが「バチカンの陰謀」の存在を訴えている。バチカンのとんでもない狙いとは——? 英「Daily Star」(4月5日付)が報じた。
・Vatican digs illegal tunnel to ‘exhume King David’s DNA and bring Messiah back to life’ (Daily Star)
違法な地下トンネルの存在が指摘されているの、はエルサレム旧市街の南西隅にあるシオンの山の地下で、カトリック教会や修道院とベイトヨセフにある聖職者の住居をつなぐ幅1.5メートル、長さ600メートルほどのトンネルだという。レガビムによると、カトリック教会が主導したその工事は、12年ほど前にエルサレム市当局の許可を取らずに行われ、監視のない掘削中に貴重な考古学的遺物を損なった可能性があるという。
単純に考えると、このトンネルは教会や修道院に所属する聖職者のための移動用通路と思われるが、ラビ(ユダヤ教聖職者)のダニエル・アソール氏は「トンネルはバチカンからの指示で作られた」と主張し、その裏には救世主復活の陰謀があるとする。
アソール氏によると、バチカンの狙いはシオンの山に埋葬されたと考えられているダビデ王の遺体である。ダビデ王は古代イスラエルの王で、巨人ゴリアトを単身撃ち倒した逸話などで知られている。バチカンはダビデ王の遺体を発掘し、そのDNAからクローンを作って救世主(メシア)として祭り上げる計画だというのである。
キリスト教とユダヤ教ではメシアに関する考え方が異なっている。キリスト教ではイエス・キリストを預言されたメシアであると考えてその再臨を待ち望んでいるが、ユダヤ教では未だメシアは現れておらず、その到来を待ちわびている。
近年、イスラエルでは聖書に書かれた最後の審判の前兆が相次いで出現しているという。果たしてバチカンは来たる終末の日に備え、古代の偉大なる王を蘇らせてメシアとするつもりなのだろうか? 謎は深まるばかりである。
参考:「Daily Star」ほか
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