【実録オカルト事件簿】パンデミックに霊的原因が!? コロナ禍の影に潜む「疱瘡神」の歴史… 宗教・オカルト専門家が徹底解説!
――その「疱瘡神」が世界的なコロナパンデミックの理由だと?
(神ノ國ヲ) 「日本三大説話集」と呼ばれるのは『今昔物語集』、『宇治拾遺物語』に加え、13世紀中頃に成立した『古今著聞集』です。そこに興味深い記述があるのです。いわく、平安時代、体長約70㎝あるヒト型で一本足の化物が、親王のもとに現れて「自分こそ病の根源である」と宣言し、さらに「餓鬼であるので、水を飲ませてほしい」と懇願した、と。
また、これと同時期に書かれた『念佛縁起』には、武蔵野国足立郡(現在の埼玉県さいたま市浦和区・与野駅あたり)に、ある日、異形の疫神が襲来したが、念佛することに署名したものだけが助かったという記述もあります。
さらに元禄15年(1702年)丹後国宮津(現在の京都府北部)では、お上に冤罪で殺された数馬という女の霊が、自分を祀ってくれさえすれば「村に疫を入れぬ」と約束したと『元禄寛永珍話』には記されているようです。事実、宮津市には今でも「数馬神社」が存在します。つまり、日本の歴史において「疱瘡神」と「餓鬼」や「怨霊」は、ある意味、似通った存在として知られているのです。
――怨念が疱瘡神を生み出すと?
(神ノ國ヲ) 今日飲み、明日食うものにさえ不安を抱く現代社会は、さながら餓鬼と怨念の生成システムです。外来の病、人心の乱れ、社会経済の崩壊、これらこそ「疱瘡神」の表れです。自己保身しか考えない無能な政治家、悪意ある大企業によって日本では「コロナ解雇」が10万人を超え、仕事のある人々も生活不安に悩み、風紀紊乱、傷化敗俗の世となりました。そして、この現状は世界でも同様なのです。政府や大企業など、何かに操られているようにも見えます。まさに「疱瘡神」の独壇場です。
たとえば新約聖書に『民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる』とありますが、あたかも餓鬼と怨霊に導かれたワクチン争奪戦争を思い起こさせる描写です。「疱瘡神」の再来、それは新たな予兆の始まりに過ぎないのかもしれません。
参考:「産経新聞web版」、「Wikipedia(明治期の疱瘡神の目撃例)」、「数馬神社」ほか
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