【実録オカルト事件簿】あの「早稲田大学」運動部の学生を悩ませた“高田馬場の女の霊”! 闇に葬られた殺人事件の顛末と天狗倶楽部!

画像は「getty images」より


 エリート野球選手が巻き込まれた闇に葬られた殺人事件の顛末とは?――宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲが繙くオカルト事件簿!

――早稲田って、あの私立の名門大学の早稲田ですか?!

(神ノ國ヲ) ええ、もちろん、あの早稲田大学です。そもそもトカナの読者諸賢でしたらご存知ですよね。高田馬場駅と西早稲田駅の間にある有名スポットといえば「戸山公園」。戦中、日本陸軍防疫研究所があり、戦争捕虜で人体実験を行っていたと噂されています。

 事実、1989年7月、現在の国立感染症研究所の建設現場で100体を超える人骨の発掘は覚えている方もいるかもしれません。

――今でも、その霊が彷徨っていると……。

(神ノ國ヲ) また深夜に近くの箱根山に登ると誰もいないのに声や呻きが聞こえるって話ですよね。あとは自殺者が絶えないとか。しかし今回は、その話ではありません。戦前に起こった、ある哀しい殺人事件、それに巻き込まれた体育会系エリート学生の話です。

――どんな事件があったのですか?

画像は「グーグルマップ」より

(神ノ國ヲ) 事件は大正初年に発生したと記録は伝えています。つまり、1926年ですね。高場馬場駅から歩いて数分の場所に「諏訪の森公園」があります。ちょうど、この諏訪の森のあたりに、当時、早稲田大学の運動部の選手用の寮があった。しかし、なぜか、その寮の一番端の十畳の部屋は「不思議の間」と呼ばれていて、誰もそこには近寄ろうとしなかった。何でも「女の幽霊が出る」という噂があったそうです。

 ところが運動部の血気盛んな若者たちですから、気にせずに寝る者も出てくるわけで、事実、大村隆行という若者が大井という青年と一緒にこの部屋で寝てしまった。ところが、どうにも落ちつかず眠れない。大村は仕方ないので用を足しにと外へ出た。その夜は新月であたりは真っ暗だったそうです。外へでた大村の前に、何か白いものがぼんやりと立っている。しかし、なぜか女だとわかる。そして何かブツブツとぼやいている。「過ちで……子ども……落とした……酷い……なんで……」と。

現在の諏訪の森公園の様子。画像は「新宿区役所」より

 大村は驚いて固まってしまうも、持ち前の豪胆さと度胸から「このヨロヨロが!」と怒鳴った。

※ヨロヨロ:当時の運動部の掛け声で「弱虫/臆病者/意気地なし」を意味する。

 すると、その女の霊は、カッッと目を見開いて、突然、大村の両肩を掴んで引きずろうとする。そこは文武両道、エリート野球選手の大村。何ぞと振りほどこうと抗うも、あまりにも女の力が強い。

 結局、引っ張られて洞窟のようなところへと引きずられ、女が戸を閉めようとしていると直感した。「閉じ込められるッッ!」と思った大村は渾身の力を振り絞り、戸へと突進して走り出すと、誰かの背中が見えた。どうにでもなれと思った大村は、その背中に飛びついた。すると、その男は、大村と一緒に寝ていたはずの大井だった。大井もまた用を足しに来ていた。

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